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NetEase、PUBGからの提訴に対して対決を表明。「著作権侵害の事実は一切ない」とも宣言

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やや旧聞となるが、PUBG Corp.が『荒野行動』と『Rule of Survival』を権利侵害で訴えたことについて、配信元のNetEaseがこれを不当として争う姿勢を明確に表明した。
『PUBG』がクローンゲームの『荒野行動』など停止を求めNetEaseを訴える
一方の言い分だけを書くのでは不公平すぎるので、それをここに紹介する。
全文は上の画像を見ていただくとして、要約すると『荒野行動』は自社開発の作品であり、オリジナルの遊び方、風景、設計があると説明し、サービスを拡張・継続していくこと、デマなどに法的措置を講じることを宣言している。

私自身は『荒野行動』のリリース時はオリジナルの設計がほぼ見当たらない(オリジナル要素は後に付け足されている)ようにも思えたし、効果音などが『PUBG』と同じように聞こえていたが、Game*Sparkなどの企業メディアに対しては、
今回の件につきまして、NetEaseは著作権侵害の事実は一切無いものと考えております。競合社のあらゆる提訴に強く反論し、今後その正当性を裁判等で積極的に明らかにしてまいります。
とも語っており、著作権に関しても問題ないとの見解を示している。
ゲームのルールに権利はない。あとは権利侵害があったのか、なかったのか、司法に判断してもらうしかないだろう。

最後に、ゲームキャストは中立ではない事は書いておく。
個人的な規範として、「他者の露骨な真似を行い、オリジナル作品の利益を損なう形でクローン作品を出す」ことは良くないと思っている。
(関連:『Threes!』と『2048』の間にある問題。早すぎるパクり系の登場がゲームに与える影響

よって、PUBG Corp.が勝訴することを願って応援していくつもりだ。