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Google、USにてゲーム内での未成年者の課金問題で20億円分返還を決定。

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米連邦取引委員会(以下FTC)とGoogleは、親の目の届かない場所で子供がアイテム課金してしまう問題について、Google側が1,900万ドル(約20億円)を利用者に返金することで合意したと産経の記事で報じられた。

Android の子供向けゲームアプリの一部では、1回パスワードを入力して課金してから30分間は制限なく課金できるようになっていた。
FTCは、そのことを根拠に「親が認知していないところで多額の課金が行われた」として、課金の無効を主張してGoogleを告訴していた。

子ども向けゲームの課金問題については、2014年1月に Apple も3,250万ドル以上を返金することで FTC と合意しており、Amazon も同様の問題で FTC に提訴されて係争中だ。

欧州では基本無料ゲームを「無料」と表記することを禁じる動きがあり、Google は2014年9月までにこれを改善すると発表している。

たばこが「たばこはあなたの健康に害を及ぼす可能性があります」という表記を求められたように、基本無料ゲームについて表現が厳しくなっていく流れは止められないだろう。
この流れがどこまで行くのか。各プラットフォームの今後の動きに注目したい。

関連リンク:
Google、基本無料アプリを「無料」と表示しないことを決定。Appleもこれについてコメント。
親の許可がない課金は無効。Amazon、連邦取引委員会に提訴される。