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レイフォースは完璧以上の仕上がり!iOS版をアーケードの猛者が実際に試したレポートをお届け

rayforce
今なお根強い人気を誇るシューティング、レイフォース。
当サイトでは iOS 移植が発表されてから、「難民まで生んだ!? iOSで今冬発売のレイフォースを、アーケードの猛者が語る」でアーケード版を紹介した。
が、移植となると全く異なるゲームになってしまうことも多い。
そんな心配を取り除くべく、前回の記事に協力してくれたM氏と共にタイトーへ行ってプレイしてきた。
正直な感想をそのままお届けしたい。

まず、今回の移植についてのプロデューサーは神村武氏から直接説明を受ける。
神村氏はサイキックフォースなどのアーケードゲームを手がけた後、家庭用ゲームで数々のゲームをプロデュースしたベテランスタッフ。
この人選で家庭用さながらの開発体制を敷いていることが伺える。
ゲームは iOS 用に完全新規にプログラムされている上、操作に関してはグルーヴコースターのプロデューサーである石田氏も監修しているとのこと。

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画面は原作そのままの比率のオリジナルと拡大表示のZOOMの2種類を搭載。
ゲームモードも「iPhone モード」と「アーケードモード」の2種類。
双方で敵の配置などは同じだが、iPhone モードではタッチパネル用に指1本で操作できる快適さを追求し、アーケードモードはアーケードの完全再現を目指したという。

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移動操作はケイブのシューティングのように、指の移動に合わせて機体が動く相対式。
ただし、iPhoneモードでは機体の移動速度は指の速度=移動速度だが、アーケードでは原作の速度が最高速になっていた。
ショットは自動的に弾を撃ち続けるオートショットで、「ショット停止ボタン」でショットを止めることが可能。
敵をロックオンして放つレーザーは自動的に発射する方式と、ボタンで発射する方式の2種類が選択できる。

早速、M氏にアーケードモードを試してもらうと、いきなり歓声が上がる。

「おお、本当に完全移植だ!」

なんと、アーケードモードはコインを入れるところから完全再現。
コインを入れてから少し待つと始まるデモも完全再現されていた。
だが、肝心なのはゲームの再現度。
M氏がプレイすること15分。
判定は…。

「アーケードそのまんま、本当に良くできている!」

音源もアーケード版、攻略パターンもそのまま使え、見た目や演出も完璧と太鼓判。

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そして続く iPhone モードは私がプレイ。
コインを入れるなどの操作は省かれ、完全に iPhone ゲームの作法に則って作られている。
原作は1~2度しかプレイしたことのない初心者だが、ゲーム中も違和感なく操作ができた。
また、レイフォースは難しいシューティングだが、操作性のお陰でiPhoneモードでは原作よりも簡単になっているのも良い。
お手軽でこれぞ iPhone 用!と言った印象。
ゲーム内容に関しても弾幕系とは異なる、昔ながらの「撃つ」シューティングとして今でも楽しめると感じだ。


iPhone版に関しては動画を撮影したので(撮影用の姿勢でプレイしているので死にまくっているが)、ぜひ確認してみて欲しい。

ストーリー
お手軽めなiPhone用モードと、マニア垂涎のアーケードモードの2つをに加え、今回はサターン版についてきたシナリオテキストを収録し、おまけ要素も含めて完璧以上の移植。

ゲームは iPhone 3GS 以降であれば快適に動作するとのこと。
プレイ時も iPod touch 4G で快適に動いていたので、旧機種はもっさりという事はなさそう。

発売は1月前半を予定。
レイフォースファンなら必携の1作だ。
発売後、早期にレビュー掲載予定なのでお楽しみに。

2012/01/06
シナリオテキストについて、アーケード版サウンドトラックにも付いていたとの指摘を受けたので「サターン版だけ」という表記を修正。

2012/01/10

iOS版レイフォース多かった質問をメーカーに直撃! & ツイートで発売日届くプレゼント!の記事を執筆。
追加情報についてはこちらに!

2012/01/13
RAYFORCEはitunesで絶賛発売中。