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レビュー クロノ・トリガー

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クロノ・トリガー
ジャンル RPG
価格 1200円
アプリ内購入 なし
日本語対応 あり
販売元:SQUARE ENIX Co., LTD. | Version:1.0.0 | GameCenter:なし | 対応機種:iPhone / iPod touch | レビュアー 弟
評価:2.0(良くはない)
戦闘バランス、アイテム配置が練られている
行動次第で世界が変わっていくことを実感できる作り込み
合体技を覚えていくのが楽しい
ゲームの文字だけRetina対応
追加要素・竜の聖域は面倒なだけ
操作性が悪い
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クロノトリガーは1995年にスーパーファミコンで発売されたRPGです。
ドラゴンボールの鳥山明がキャラクターデザイン、ドラクエの堀井雄二がシナリオを、ファイナルファンタジーのスクエア(現スクエア・エニックス)がゲームを製作するという「ドリームプロジェクト」として当時話題をさらいました。
タイムマシンで時間を行き来して歴史を変え、人類が滅亡を回避するために戦うというタイムスリップもので、最近では『シュタインズ・ゲート』などもこの手のストーリーですが、ゲームではクロノトリガーが先駆けと言えるでしょう。
今作はDS版にあった追加ダンジョンを加えた移植作品となります。

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まず、散々言われている見た目について。
これは昔のまま拡大したグラフィックになっています。
はっきり言って粗いですが、慣れればなんとかなると感じました。
それでも1つがっかりです。

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このゲームでは当時のRPGとしては珍しくフィールド上に敵が見え、ぶつかることで戦闘になるシステムを採用しています。
移動操作はスクエア・エニックスお馴染みの「タッチした場所に現れるアナログスティック」です。
これまで、『ケイオスリングス』や『ファイナルファンタジーIII』などに採用されており、少し不満があるものの何とかなってきたこの操作方法ですが、クロノ・トリガーにはちょっと合いませんね。
ハシゴにスムーズに登れなかったり、敵を避けるのがうまくいかずストレスを感じる場面があり、かなり慣れるまでそれが続きました。
スーパーファミコンではダッシュで敵をスイスイ避けるのが楽しかったのですが、iPhone 版ではその楽しさは味わえません。
ケムコのRPG にも言えますが、アクション性が高いゲームでは『Mage Gauntlet』で採用しているような相対移動を採用して欲しいですね。
2つめのがっかりです。

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戦闘はリアルタイムで進行のコマンドバトルですが、忙しい操作が苦手な場合は「設定変更」から時間進行を止めることができるので安心です。
仲間と技の組み合わせに応じて2人連携・3人連携の技があり、新しい魔法や技を覚えるたびに増えていくのが楽しいゲームで、技のエフェクトがキャラクターごとに個性があるのでいま見ても楽しめます。

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戦闘中の操作はフリックでコマンド移動・敵選択を行い、画面タップで決定。
片手でも操作できるような配慮が嬉しいですが、かなり慣れないとうまく敵を選択するのが難しいと感じました。
敵をタップして直接選択する操作もあれば良かったですね。
移動が不自由ならばこちらは及第点といったところでしょうか、快適というほどではありません。

ゲームはレベル上げをしなくても普通に進んで行けば、苦しいながらも倒せるという良バランス。
このあたりはスーパーファミコン時代に作られた芸術品と言ってもいいバランスだと思います。
装備品も適度に宝箱から出るため、あまりお金にも困まらず、進行上の謎解きも話を聞いていれば困らない程度でサクサク進められます。
敵を避け過ぎるとレベルが低すぎてボスが辛くなりますが、操作性の悪い iPhone版ではいらない心配です。

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初めてやる人ならクリアーまでは約30時間ぐらいかかるでしょうか。
それだけ長丁場にもかかわらず、イベントを進めて行くと変わっていく住人と世界の様子、ストーリーの見せ方は初めてクロノトリガーをプレイする人にも飽きさせない高いレベルだと思います。
最後のボスにいつでも挑めるシステムで、ボスを倒した時期によってエンディングが変わる仕様で「あの時ボスを倒せていたらどうなるのか?」など、ストーリーの「もしも」を2週目以降体験できます。

DS版からの追加要素については裏ボスと「竜の聖域」というダンジョンがあります。
竜の聖域はひたすらに今までのマップから最構成されたダンジョンを踏破していくと強いアイテムが貰える…というおまけ要素ですが、新しい面白みはなく作業的で面白くありません。
しかも、ボス前に行ってしまうとラストのボスが弱くなりすぎ、オリジナルにあったバランスの良さが失われてしまいます。
逆にないほうが完成度が高かったんじゃないかと3つめのがっかり。

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また、オリジナルではクリアしたら終わりだったのですが、今作ではクリアすると「エンディングナンバー」が表示されます。
DS版ではギャラリー機能があり、エンディングナンバーごとに何かが解放されたらしいのですが、iPhone版にはギャラリー機能が出現しないようです。
少なくとも、私はギャラリーを見つけることができませんでした。
このぐらいはきっちりしてこちらはがっかりではなくぬか喜び。

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総じて見ていくと、フィーチャーフォンで昔のリメイクRPGが500円~800円だった(※1)ので1200円は高すぎると感じました。
1200円なら iPhone版独自の追加要素が欲しかったです。
操作性以外にもモンスターをまとめて倒した際に一匹ずつではなくまとめて消したり、映像を強化したり、オリジナルの良さを損なわずにできることはあるはずです。
現状は3がっかりでアウト。
価格通りの価値は感じません。

※1…クロノ・トリガーのフィーチャーフォン版は前編・後編に分かれて1200円

スタッフコメント
トシ:

作りこまれたバランス、プレイヤーの行動が矛盾なく反映される世界だけで3000円以上の価値があると思っていて、操作の悪さも合わせて価格分ぐらいと思っている。
個人的には評価2.5。
ただ、 iPhone のゲームのレベルの上昇を考えると、普通のゲーマーは操作性に満足できないのかも。

弟:
リメイクといってもSFCの雰囲気そのままで違和感がなく、当時の世界がどう変わるか?というワクワク感を思い出しながら楽しくプレイできました。
昔プレイしていた人が懐かしむためにやるなら値段分の価値はあります。
オリジナル版ではダッシュ移動で敵をかわす爽快感を感じた思い出がありましたが、iPhoneに慣れてないと厳しいですね。

クロノ・トリガーの詳細・DLはこちら(itunes)

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凄い!!iPhoneゲームアプリコレクション
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