シリーズの粋を集めた『サガ』シリーズ完全新作『サガ エメラルド ビヨンド』2024年に発売。17の世界、多数の種族が登場し、シリーズで最もプレイヤーごとの物語が異なるゲームに

8年ぶりに登場する『サガ』シリーズ待望の完全新作！

9月14日（木）開催のNintendo Directにて、『サガ エメラルド ビヨンド』が2024年に発売となることが発表された。対応プラットフォームはNintendo Switch、PS4、PS5、Steam、iOS、Android。

『サガ』にはゲームボーイの『SaGa』、フリーシナリオを初めて取り入れたスーパーファミコンの『ロマンシングサガ』、個別キャラ物語が強くなったPSの『サガフロンティア』などがあるが、今作は「シリーズの粋を結集した、新たなる5つの運命（サガ）」になるという。

プレイヤーの選択によってシリーズでも最もプレイヤーによって物語体験が変化するほか、「ひらめき」や「連携」を駆使するおなじみのバトル、モンスター、メカ、吸血鬼といった多様な種族が楽しめるとされる。

PVはこちら。

今作の主人公は、6人5組。
・クグツと呼ばれる人形を操る御堂家の血筋、御堂綱紀
・人間界で力を失った魔女アメイア
・裏切りによって玉座を追われた闇の王シウグナス
・禁じられた歌を歌ったためにメモリや歌唱機能を奪われた歌姫メカ、ディーヴァ ナンバー5
・暗殺事件を追うバディボーニーとフォルミナ

ゲームには技術レベルも文化も異なる17の世界が登場。
天国、地獄、天界、地下世界、妖精郷…様々な呼び方で認識されてきた異世界は、すべて特殊な異世界などではなく、連接された無数の世界の一つというのが今回の設定。
多くの世界は自らの世界が唯一のものだと信じているが、連接された世界は互いに影響を与え合い、変化を続けている。


そして、そんな世界には多様な種族が暮らしており、今作はまったく新しい種族から過去作で見たような種族まで、まさに集大成とも感じられるような種族が登場するようだ。


公式サイトには種族単体での紹介動画もある。


スライムがフィーチャーされていたが、公式サイトには懐かしの「せんせい」っぽい種族（？）姿も。もしかしたら、スライムが重要なキャラクターとして出てくるのかもしれない。


海外版のムービーを確認するとヴァッハ神（スカーレットグレイスの神）っぽい姿も見られるので、同一世界か、各シリーズの世界が17の世界に含まれるのか、いろいろ妄想してしまう。

▲https://www.youtube.com/live/rfYfuAOKTxA?si=6kfNhMf6IVtf8Bek&t=868からどうぞ。

各世界は“連鎖領域”から行き来することが可能。

そんな世界で展開される物語はプレイヤーの選択により分岐し、シリーズで最もプレイヤーごとの物語が変化するという。
選択による物語の変化というと「あれとこれ、どっちらか立てればどちらかが立たず」というイメージも抱きがちだが、公式サイトの動画を見ると「どっちでもいいけどどうする？」というような問いかけの仕方もあるようだ。

さて、バトルについてもPVとは別に紹介動画も公開されている。
今作は“ひらめき”や“陣形”、技をつなげる“連携”といった人気システムを継承しつつ、キャラクターの行動順を意識して戦う“タイムラインバトル”をさらに洗練させたものになるという。

行動順番が可視化され、味方への支援や敵の行動への割り込み、あえて孤立することで発生する単独での連携など、バトルをドラマチックに彩るという。

更なる情報は、9 月 23 日（土）15:15 配信のサガシリーズ TGS2023 スペシャルステージで公開予定。


物語の分岐を掲げてきたシリーズが、過去の人気要素を引っ提げて、シリーズ最もプレイヤーごとの物語が違うと公言して登場となれば期待せずにいられない。

公式サイトではイトケンの楽曲が一部先行で聞ける（50以上作ったという）されるなど独自情報があるのでチェックしつつ待っておこう。

関連リンク
サガ エメラルド ビヨンド  公式WEB / X（Twitter)