Happy Game :) (App Store 1,000円 / GooglePlay 660円 / Steam 1,444円)
「HAPPY GAME はまったくハッピーなゲームではありませんのでご了承ください」
『マシナリウム』や『サモロスト』など、少し不思議なアドベンチャーゲームをリリースし続ける Amanita Design の新作『Happy Game :)』が iOS / Android 向けにリリースされた。
これまで言葉を使わず、ときにシュールに、ときにコミカルに世界を描いてきた Amanita Design だが、本作は子供のトラウマと悪夢を描く初のホラーゲーム。
それも『バイオハザード』のようなはっと驚く怖さではなく、Amanita Design の技量で、プレイヤーの心に後味の悪さを残すホラーに仕上げている。
本作は子供のトラウマを、悪夢という形で体験するアドベンチャーとなっている。
夢の世界は常に不穏で、明るいシーンであっても常に何か気味の悪さが漂っている。
キャラが殺されることにおびえたり、恐ろしいものに追われ続けるホラーではないが、ぬいぐるみが狂気を帯びた動きを示したり、各シーンが示すものの意味に気づいて後味の悪さを感じたりと、プレイヤーの気持ちに訴えるホラーとなっている。
各シーンは印象に残るし、短編物語として興味深くもあり、つくりはさすが。
操作としてはタッチ・ドラッグで完結する遊びやすいアドベンチャーとなっているので、上の画像や、実際のプレイ動画を見て気になったら試すといいだろう。
アプリリンク:
Happy Game :) (App Store 1,000円 / GooglePlay 660円 / Steam 1,444円)