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日本最大規模のインディーゲーム紹介番組『INDIE Live Expo 2023』、2023年5月20日・21日の2日間開催を発表。Steamウィッシュリストの増加数など、前回出展時の効果も一部公開

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日本のイベントながら、日中英3か国語で同時配信され、世界に向けてインディーゲームを紹介する番組『INDIE Live Expo』。
その次回となる『INDIE Live Expo 2023』開催が2023年5月20日、21日の2日間になることが発表された。
リリースによると、『INDIE Live Expo』は2020年からこれまで6回開催され、累計1,800本のゲームを紹介し、7,000万回以上の視聴数を獲得。
2022年12月3日(土)、4日(日)に開催された前回『INDIE Live Expo Winter 2022』単体では、ニコニコ動画、bilibili、Steam、Twitch、Youtubeの5プラットフォームで同時放送し、295タイトルのインディーゲームを紹介。1,632万視聴を獲得。番組の情報は国内33メディア、国外84メディアに合計200以上の記事で掲載されたという。

興味深いことに、こういったリリースの中では珍しく出展作品に与える宣伝効果についても、限定的ながら出展者の声として言及されている。
それによれば、『INDIE Live Expo Winter 2022』では、世界初公開の情報を紹介する「INDIE Live Premiere」コーナーで紹介されたインディーゲームが Steam ウィッシュリストを10,000件獲得し、ゲームを表彰する「INDIE Live Expo Awards 2022」にノミネートされた作品について少ないものでもSteamウィッシュリスト登録数で数百、多いケースでは数千の登録増加が見込めたと、出展者から声が届いたという。
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▲前回の大賞は『Unpacking』。

こういった数字発表は良いものが選別されている可能性もあるが、多くのインディゲームメーカーが発売前にウィッシュリスト数で1万以上の獲得を目指している(多いほど発売時に勢いがつきやすい)ことを考えると、魅力的な数と言えそうだ。
本イベントでは優れた作品に光を当てる「Awards」や世界のインディーゲーム開発文化を紹介する「世界のインディースタジオ」コーナーなどを擁しつつ、インディーゲームの知名度を上げるだけでなく、実際に数値を上げられるものを目指していくとのこと。

こういったデータについては開発者向けの無料ニュースレター「INDIE Live Expo Letter」でさらに詳しく公開予定としている。
気になるインディー開発者の方は登録してもよさそうだ。

関連リンク:
INDIE Live Exp (公式サイト / Twitter
INDIE Live Expo Letter 登録

「INDIE Live Expo Winter 2022」視聴URL:
ザ・プレショウ / 1日目 / 2日目