キツネくんとタヌキくん、そしてカエルくん。
かわいい3匹が里山で過ごす様子を描いた癒し系のノベルゲーム『里山のおと』がインディー・同人ゲーム展示即売会のデジゲー博2022に展示されていた。
本作は農山村画を描くイラストレーター美智さんとプログラマーの夫婦が制作しており、ゲームの音も実際に自身が山に入ったときなど録音したものを使用しているという。
まさに、制作者の生活に根付いたインディーゲームと言えそうだ。
本作は里山を舞台にタヌキ、キツネ、カエルそれぞれの視点の物語を読み進めていく内容になっており、ある登場人物の選択肢が、他の登場人物の物語に影響を与える、ザッピングシステムが取り入れられている。
ゲーム本編を体験してみると、まずイラストがかわいい。
次に、イラスト点数がむちゃくちゃに多い。
数回クリックしてメッセージを送ると次々とイラストが入れ替わる。
まるで絵本のよう。
また、言葉選びのセンスも秀逸。
歩きながら「スンスンスーン。」とキツネしゃべる様子はかわいいし、語りのテキストも『漫画日本昔話』を思い出す、独特の間を感じる。
で、冒頭にも書いた通り、作者さんが実際に山の中で録ってきた自然音が同時に再生される。
童心に帰ってプレイできるノベルゲームだった。
『里山のおと』は、2023年、Steam / itch.io / iOS 向けにリリースされる予定となっている。
とにかく、既存作品からTwitterイラストまで癒しが多いので、『里山のおと』が待ちきれなければSNSなどフォローして眺めて待とう。
とにかく、既存作品からTwitterイラストまで癒しが多いので、『里山のおと』が待ちきれなければSNSなどフォローして眺めて待とう。
また、前作に当たる『タヌキくんの春さんぽ』などがunityroomからブラウザでプレイできるし、作画担当の美智さんのTwitterでは普段から山野の風景画などが公開されているので、そちらを見てゲームに思いをはせることもできる。
こちらもまたおすすめだ。
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関連リンク:
里山のおと (公式WEB / Twitter / unityroom)
農山村画/美智さん Twitter