インディーゲームの紹介番組『Indie Live Expo 2022』にて、『ヒュプノノーツ』の石乃浦骨董店の最新作『カルドラシル』が2022年6月にリリースされることが発表された。
本作は「カードバトルは好きだけど、対人戦はしんどい」という人に向けて、1人プレイで作戦を練る楽しさを存分に味わえるものを目指して作られた1人プレイのカードRPG。
アプリには完成された物語が最初から組み込まれており、カードの使い方も物語を進めることで自然に覚えられる物語とゲームが一緒に設計されたゲームになっているという。
ゲーム制作発表自体はかなり前に行われて1年で開発完了予定だったのだが、納得いくクオリティにするまで4年かかり、最終的に新規イラスト500点、音楽40曲以上を使った個人製作としては稀にみる大作になっている。
現在分かっている情報は画面写真といくつかのスタッフ情報だけ。
フィールドマップがあり、プレイヤーはここを移動し、敵と遭遇するとバトルに突入する。
バトル時は1vs1。
デッキからカードが配られるだけでなく、プレイヤー側のキャラクターも召喚されたものになるようだ。
物語を彩るメインキャラクターは若いイケメンから渋いおっさんまで味のあるキャラを描ける伊藤亰さんが手がける。
2018年にアニメ化もされた漫画『宇宙戦艦ティラミス』の作画担当だったので、知っている方も多いだろう。
たったこれだけの情報とはいえ、当ブログの『カルドラシル』にかける期待度は非常に高い。
それは、かつて石乃浦骨董店が制作した『ヒュプノノーツ』が、派手さはなくとも傑作と言えるものだったからだ。
『ヒュプノノーツ』は、無邪気な幼年期、夢あふれる少年期、モラトリアムの終わりを感じる青年期、そして大人になって社会と向き合うまでの成長をRPGのキャラクター成長として描き、成功した作品。
10年にわたって続くゲームキャストのスマートフォンゲームのベストタイトルであり、電ファミニコゲーマーのスマホゲーム紹介記事、アプリゲットの名作特集など数多くの場所で名作として挙がる作品である。
そんな石乃浦骨董店が4年作り続けた最新作が『カルドラシル』で、公式サイトを見ると
「製作期間は1年の予定が、4年かかってしまいました。苦しみはありましたが、自信を持って送り出せるクオリティに仕上がりました。」
とあって期待してしまうわけだ。
どんな内容にせよ、独特の「尖り」とか「味」が濃いめの開発者なので、独特の、面白いゲームを探しているこの『カルドラシル』をチェックしてみて欲しい。
待ちきれないならば、ヒュプノノーツをプレイしておけばOKだ。
どんな内容にせよ、独特の「尖り」とか「味」が濃いめの開発者なので、独特の、面白いゲームを探しているこの『カルドラシル』をチェックしてみて欲しい。
待ちきれないならば、ヒュプノノーツをプレイしておけばOKだ。
カルドラシル (公式サイト / Twitter)
ヒュプノノーツ (App Store 基本無料 / GooglePlay 基本無料 / Switch 800円)
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