目の前の少女を見捨てろというのか……!
あなたの宇宙船から、奴隷からの解放を求めて密航したドギー種の少女が発見された。
が、あなたの宇宙船は緻密に計算された特急船であり、重量に狂いは許されない。
彼女を殺して宇宙に捨てるか、リスクを承知で宇宙船の一部を破壊してでも同重量の物体を捨てるか、どちらかを実行しなければ破滅が待っている……。
ときに非情な選択が待つSFローグライト・アドベンチャー『霜夜ゆく』のGoogle Play版がリリースされ、同時にApp Store版も大幅アップデートされた。
制作元の旧世紀網膜博物館より、Boothにて設定資料集の販売も始まっている。
PVはこちら。
本作は宇宙船から荷物を捨てるパートと、もう1つは惑星を旅して血清を届けるサバイバルアドベンチャーパートの2つで構成されるゲームだ。
プレイヤーは銃を持っているし、密航者を撃って廃棄すれば終わりではあるのだが……。
「私にできることならなんでもします。ご飯を作ったりとか。」
「お掃除とかも、できます」
「お歌とかも、歌っちゃったりできますよ?」
と、少女はあざとい可愛さを発揮する。
一定時間内に荷物を捨てきれなければ宇宙船は航路を外れて任務失敗。
しかし、無事に荷物を廃棄して惑星に降り立っても着陸座標がずれ、ランダムマップを旅して血清を運ぶサバイバルパートが始まる。
ここで適当に荷物を捨てていると、サバイバルグッズが足りずに倒れる二重苦だ。
▲実際のプレイ動画
少女の会話文はかわいいだけでなく世界観を感じるし、プレイヤーの創意工夫によって荷物を制御できるパズル性もあり、物語性が高く、選択肢が豊富なサバイバルアドベンチャーとして本作はかなりおすすめだ。
120円でこれは安すぎる。
で、このゲームをクリアして「安い!」と思った方向けに、Boothで設定資料集が500円で販売しているので、プレイして気に入ったら合わせて楽しんでほしい。
アプリリンク:
霜夜ゆく (App Store 120円 / GooglePlay 120円)
関連リンク:
burikino - BOOTH