ノルウェー・オスロを拠点とするゲームスタジオHyper Gamesは、ムーミン谷を舞台にした音楽アドベンチャー『スナフキン:ムーミン谷のメロディ(Snufkin: Melody of Moominvalley)』を2023年に家庭用ゲーム機とPCで発売予定であることを発表した。
本作はムーミン谷にできた悪趣味な公園とその公園番を追い出そうと奮闘するスナフキンの物語を描くミュージックアドベンチャー。
ムーミン谷の探索やミュージックパズル、ミニゲームを楽しめるものとなっており、スニフやリトルミイ、ヘムレンさん、スティッキーといったお馴染みキャラクターたちが手描きのビジュアルで動くという。
PVはこちら。
ムーミンと仲間たちは、スウェーデン語系フィンランド人作家のトーベ・ヤンソンさん氏によって1945年から1980年の間に描かれた本とコミックのシリーズ中の主要キャラクター。
フィンランドの最大輸出品の一つにまでになり、日本だけでなく世界中に多くのファンを持つ作品。
スナフキンは物を所有することを嫌う(愛用のハーモニカを除いて)自由人として描かれており、日本では特別に人気が高い。
スナフキンは物を所有することを嫌う(愛用のハーモニカを除いて)自由人として描かれており、日本では特別に人気が高い。
ゲームは絵本のような豪華なアート世界で展開するアドベンチャーとなっており、トーベ・ヤンソンさんの作品に基づいたストーリー性豊かな世界に魅力あふれるキャラクターが登場。
それぞれにエピソードやチャレンジクエストが設定されており、独自のゴールがあるとのこと。
メインゴールは、厳格すぎる公園番とそのひどい公園をムーミン谷から追い出すことで、ハーモニカやちょっとしたかくれんぼ、道中で会う仲間の力を借りてそれを行う。
また、ムーミン谷の広大な世界を探検、散策し、音楽や環境に関するパズルを解いていく楽しみもあるとのこと。
また、ムーミン谷の広大な世界を探検、散策し、音楽や環境に関するパズルを解いていく楽しみもあるとのこと。
横道にそれるが、当サイトのマスコットキャラクター“ちゃっぴー”は犬のオリジナルキャラクターなのにムーミンと勘違いされ、フィンランドの方から「ムーミンファンの熱烈なファンがいて嬉しい」「ムーミンファンのあなたに特別にゲームのリリースを送ります」などと連絡がくる。
今回、珍しくゲーム機向けのプレスリリースが海外から直接きたと思ったら……かつて話して、「え、そのキャラクターはムーミンじゃなかったんですか!?」と驚いていた北欧ゲームスタジオの方からの連絡だったのであった。
ムーミンっぽいものが、縁をつないだ記事。
横道にそれたところで最後に、本作は発表時から日本語版ウェブサイトが用意されており、日本展開にも力を入れているようだ。
公式サイトは視差効果を使った演出があり、情報もいろいろあるのでゲームが気になったらぜひ見に行って欲しい。
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