聖剣伝説 Legend of Mana (App Store 2,700円 / GooglePlay 2,700円)
スクウェアエニックスより、『聖剣伝説 Legend of Mana』が App Store / Google Play 向けに発売された。
本作は1999年7月15日にスクウェアから発売された同名タイトルのHDリマスター版で、“アーティファクト”と呼ばれる工芸品を地図上に置くと、町や森、人々が現れ、新たなストーリーが動き出す“ランドメイク”システムを特徴としたアクションゲーム。
グラフィックの高解像度化、背景やUIの描き直し、BGMアレンジ(オリジナル版も収録・切り替え可能)など変更、サウンドモードやギャラリー、レアアイテムが手に入りやすいミニゲームの追加がなされ、プレイしやすくなっている。
すでに2021年6月には Nintendo Switch などで発売されており、動画も公開されている。
実際のプレイ動画はこちら。
本作では白紙の地図上に、アーティファクトと呼ばれる物体を置くことで新しい場所へ行けるようになる。
街を置いたり、自宅を置いたり、洞窟を置いたり、プレイヤーが自由にマップを拡張している感覚がなんとも良い。
また、それぞれの場所で異なる仲間と出会い、異なるイベントを受けることができる。
マップを探索していて敵と遭遇するとバトル操作に切り替わり、バーチャルスティック+8ボタン(覚えたスキルを任意のボタンに割り振れる)のアクションバトルが始まる。
ただし、バトル自体はゆったりとしたペースなので、少なくとも序盤はボタンが多くても難しくはない。
PS5などのコントローラーにも対応しているので、コントローラーをつないで遊んでも良い。
▲なお、コントローラー対応しているが、コントローラーをつないでもボタン表示が消えない。雰囲気重視ゲーなので、選べるならゲーム機版の方がいいかな。
私は今回が『聖剣伝説 Legend of Mana』初プレイだが、それでも絵画のようなイラスト、そして不思議な世界観は今もって魅力的と感じられた。
音楽は原曲、アレンジ版と比較してみたが、アレンジ版は原曲のノリを壊していないように感じられ、切り替えてもゲームプレイ時のテンションが変わることもなかった。
クエストのガイド(次に行く場所がわからなくなる)が足りないとか、昔のゲームなので動きのコマ数が少ないとか、単純なリマスターならではの欠点もあるが、そういったものを気にしないならこのリマスターを試すのは悪くないだろう。
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聖剣伝説 Legend of Mana (App Store 2,700円 / GooglePlay 2,700円)