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インディーゲーム制作・販売で生き抜く実践知識をまとめた『インディーゲーム サバイバルガイド』を2021年11月17日に発売。ゲーム開発者が執筆し、パブリッシャーPLAYISMが全編を監修

インディーゲーム・サバイバルガイド (Amazon 2,948円)
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技術評論社は、インディーゲームを販売して生きていくために必要な、ゲームの作り方以外を解説した書籍『インディーゲーム サバイバルガイド』を2021年11月17日に発売する。
本書は、PC / スマートフォン / コンシューマーゲーム機向けにゲームを作る個人・小規模チームが、収益を得て活動を維持していくためのノウハウをまとめたサバイバルガイドブック。
ゲームを完成させる、ゲームを知ってもらう、ゲームを配信する、ゲーム開発を継続するという4つのテーマについての知見を集約した書籍で、ゲームの「完成」に必要な要件や、プレスリリースの配信、展示会への出展、パブリッシャーとの契約など、
インディーゲーム開発者みずからがが執筆し、インディーゲームパブリッシャーPLAYISMが全編を監修した実践的な書籍であることを売りとしている。

書籍の構成は全5章。

第1章:誰でもゲームを全世界へ販売できる時代
インディーゲーム——ゲーム文化の新たな発信チャネル
ゲーム作りをどうはじめて、どう続けていくのか
つくったゲームをたくさんの人に遊んでもらうために

第2章:ゲームを『完成させる』ために必要なこと
破綻しないためのプロジェクト管理
工数を見誤りがちな実装
快適に遊んでもらうための機能
デバッグとリファクタリング
完成の極意

第3章:ゲームを『知ってもらう』ために必要なこと
宣伝活動の意味
宣伝素材の制作
公式サイトの制作
デモ版や体験版の開発
プレスリリースの作成と配信
そのほかの宣伝活動

第4章:ゲームを『配信する』ために必要なこと
税金・販売計画・契約・法律
スマートフォンでの配信
PC/家庭用ゲーム機での配信

第5章:ゲーム開発を『継続する』ために必要なこと
ゲームイベントへの出展・展示
SNSの活用
ファン活動の促進
ゲームのアップデートとエンドコンテンツの用意
継続的なセールの実施
ゲームの売上以外で活動資金を得る
ゲーム作りの継続

さらに、以下の対談とインタビューが付属する。

みずからのスタイルを貫くための個人制作ゲーム
『アンリアルライフ』hako生活×『果てのマキナ』おづみかん

独立から家庭用ゲーム機展開へ、その道のりと苦闘
『カニノケンカ』ぬっそ×『ジラフとアンニカ』斉藤敦士

スマートフォンゲームの生存戦略
『TapTripTown』いたのくまんぼう×『くまのレストラン』Daigo

小規模チームによるゲーム開発の現場から
『グノーシア』川勝徹×『ALTER EGO』大野真樹

日本のインディーが海外へつながる『場』をつくる
『asobu』チャオ・ゼン&アン・フェレロ

インタビュー
Unityがインディーゲーム開発者に支持される理由
Epic Games Japanが推進するクリエイター支援

『ゲームを面白くするには?』とか『プログラムガイド』のような書籍は多いが、こういった裏方作業の方法、さらには裏方作業の意味まで解説し、まとめた本は珍しい。
華やかに見えるインディーゲーム開発の裏側が見えるという意味でも、インディーゲーム好きが読める本にもなっているかもしれない。
気になる方は、下記のリンクからどうぞ。

購入リンク:
インディーゲーム・サバイバルガイド (Amazon 2,948円)

関連リンク:
インディーゲームサバイバルガイド公式ページ

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