作曲家のすぎやまこういち(本名椙山 浩一)さんが9月30日、敗血症性ショックのため90歳で亡くなったことが、本日10月7日に『ドラクエ・パラダイス』サイト内で伝えられた。
ゲームブログ内で改めて言うことでもないかもしれないが、すぎやまこういちさんは『ドラゴンクエスト』シリーズの音楽を担当したゲーム音楽の有名人。
同サイトによると、『ドラゴンクエスト』シリーズの500曲以上に及ぶ楽曲のすべてをひとりで作曲しており、制作中の『ドラゴンクエストXII選ばれし運命の炎』の作曲が最後の仕事になったとのこと。
同サイトによると、『ドラゴンクエスト』シリーズの500曲以上に及ぶ楽曲のすべてをひとりで作曲しており、制作中の『ドラゴンクエストXII選ばれし運命の炎』の作曲が最後の仕事になったとのこと。
すぎやまこういちさんは1931年4月11日生まれ。
『亜麻色の髪の乙女』、『花の首飾り』、『恋のフーガ』、『学生街の喫茶店』など、CM、アニメ、映画、東京・中山競馬場の発走のファンファーレまで幅広いジャンルの音楽を手掛け、ヒット曲も持つ。
ゲーム好きの間では『ドラゴンクエスト』で有名だが、その仕事をしたときにはすでに55歳だった計算で、業界ではすでに有名人だった。
そんな『ドラゴンクエスト』の楽曲だが、今年開催された東京五輪開会式の各国入場行進曲で『序曲:ロトのテーマ』が使用されたのは記憶に新しい。
なお、遺族の意向により、弔問・香典・供物・献花その他は遠慮して欲しいこと、「後日、皆様とのお別れ会を行う予定としておりますが、日程等につきましては未定」とされていることもあわせて発表されている。
関連リンク:筆者がゲーム音楽を意識したのはファミコン版『ドラゴンクエスト』が初めて。
原体験を与えてくれた作曲家、すぎやまこういちさんのご冥福をお祈りする。
原体験を与えてくれた作曲家、すぎやまこういちさんのご冥福をお祈りする。
訃報 すぎやまこういち氏 ご逝去 | ドラクエ・パラダイス(ドラパラ)ドラゴンクエスト公式サイト | SQUARE ENIX