本作は「あなたはきっと真のRPGを知る」という標語とともに発表されて注目されたが、正直に言えば筆者は「真のRPG」とは感じなかった。
しかし、ひさびさに意欲的でぜひやりたい大作 RPG が登場したと感じている。
このゲームは、大注目だろう。
しかし、ひさびさに意欲的でぜひやりたい大作 RPG が登場したと感じている。
このゲームは、大注目だろう。
PV はこちら。
ゲームの舞台ヘルドラは、奈落と呼ばれる大穴が中心にあり、主人公は奈落から這い上がる黒の軍勢と戦う境界騎士団に所属し、戦っている。
境界騎士団は奈落の最奥を目指し、黒の軍勢を倒すことを目的としているという。
ゲームの特徴は、1度きりしか選べない重大な選択をせまる物語にあるという。
ゲームは章立てで進み、章の終わりには引き返せない重大な選択がある。
また、冒険中にも細かい選択があり、プレイヤーが選択したパーティーにより物語は変化する。
ゲーム中にはキャンプをするタイミングがあり、パーティーに選択してプレイヤーが選択したキャラクターとのみ会話が可能となる。
そして、その中でキャラクターとの好感度があがるのだが、これは主人公キャラとの好感度のみではないようだ。
放送ではマーヤとヒロインのセラが仲良くなるキャンプイベントが紹介されていた。
そして、2大ヒロインであるセラとクロエのどちらにつくのか、章の最後で選択がやってきたとき、マーヤが「私もセラの選択に乗る」などと言ってきて、展開に影響を及ぼすようなこともあるとか。
そして、その中でキャラクターとの好感度があがるのだが、これは主人公キャラとの好感度のみではないようだ。
放送ではマーヤとヒロインのセラが仲良くなるキャンプイベントが紹介されていた。
そして、2大ヒロインであるセラとクロエのどちらにつくのか、章の最後で選択がやってきたとき、マーヤが「私もセラの選択に乗る」などと言ってきて、展開に影響を及ぼすようなこともあるとか。
▲番組中、「ゲーム進行で仲間になります」とは書かれていたが、視聴者から早速「どちらか敵になる」、「死んで別れないないとは書かれていない」などと言われていた。
また、ゲーム内ではゲストキャラが登場するが、プレイヤーの選択によって片方しか仲間にならないことがあるというのも明言されている。
大きな選択だけでなく、パーティー選択、細かい選択によってプレイヤーの体験は変わるようだ。
多少の分岐が存在するゲームはあるが、ここまで細かく分岐するとなると『拡張少女系トライナリー』しか思い浮かばない。
「スマホでRPG」というとネガティブな考え方に陥るプレイヤーも多いかもしれないが、細かく分岐し、それに対して有効なシナリオを作って連載するような形式であれば、確かに今はスマホ以外で作るのは難しい。
放送でも「スマホだからこそできる」というようなことを言っていたが、ここは期待して良さそうだ。
さて、物語以外の部分に目を移そう。
本作に関して言えば、普通のプレイ部分も目を引くものがあった。こちらは堅実ではあるが、「他のスマホゲームで見た」という内容ではない。
プレイヤーは3Dで制作された奈落を探索し、戦いながら奥へ向かっていく。
▲グラフィックはなかなか雰囲気が出ている。
フィールドはシンボルエンカウントになっており、バトルは素早さ順に行動するターン制ゲーム。
キャラクターは行動力があり、攻撃などを行動をするたびにそれがへり、行動力がゼロになるとターンが終了する。
アクションゲームのように動かしてコマンドバトルを行うような作りで、快適さと面白さを両立していそうなもの。
セガ的に言うと『戦場のヴァルキュリア』や『サクラ大戦3』のようなシステムに見えた。
敵には攻撃範囲があり、次の攻撃範囲は可視化されている。
敵の優先攻撃順位、攻撃範囲を考えつつ、行動力を考えて攻撃を行う駆け引きが楽しめるものとなっていた。
キャラの成長は冒険を通じてのみ手に入り、合成素材などは存在しないとのこと。
また、装備も基本的に冒険から手に入れるもので、より良い装備を手に入れるハクスラゲームの側面もあるとのこと。
音楽は『メイドインアビス』などで有名な Kevin Penkin さん。
奈落を進む先で、重い物語が期待できるだろうか……。
さらに、ゲストコンポーザーとして伊藤賢治さんなど有名作曲者がずらり。
ゲストの曲は重大な選択の際に行われ、選択したがわの曲のみが聴けるとか……。
▲豪華ゲストの曲が全部聴けないなんて、正気か!?
全体的に、物語に関しては冒険しながらスマホで運営型を採用するからできる要素を入れ込みつつ、冒険部分に関しては堅実に面白そうに、かつ他のスマホゲームと似ないように作られている印象を受けた。
なお、装備・育成などはゲームプレイで、キャラクターのガチャが課金(シナリオ上重要キャラはガチャから出ないようだ)要素になる模様。
そのあたり、絶対に仲間になるキャラクター
リリースは12月15日。
リリースに先駆けてクローズドβテストも行い、2021年10月1日(金)~10月7日(木)23:59まで募集し、2021年10月14日(木)15:00~10月21日(木)14:59まで実施するとのこと。
『ウマ娘』以来、ひさびさに大作感と独自性を同時に感じるスマホゲームになっているように感じた。
正直に言えば、ディレクターである松永純さんへの期待度もあるし、すごくそそる。
気になったら、発表会の動画を見て確認して欲しい。
すでに事前登録、β応募がなされているので、早く遊びたい方は以下のリンクからどうぞ。
関連リンク:
シン・クロニクル公式
クローズドβテスト概要 | シン・クロニクル
アプリリンク:
シン・クロニクル (App Store 無料 / GooglePlay 無料)