スクウェア・エニックスは、『聖剣伝説3 TRIALS of MANA』の iOS / Android 版を App Store / Google Play 向けにリリースした。
価格は2940円。
本作は1995年の発売された『聖剣伝説3』のフルリメイク作品で、8つの要石に封印された邪悪を解き放ち、世界を我が物にしようとする悪との戦いを描く。
実際に iPad Pro(2017年モデル)でプレイしたところ、高画質モードでプレイでき、その映像はPC / ゲーム機版と比べても大きく劣るとは思えなかった。
動画を撮ってみたので、実機動作におけるプレイの参考としてみて欲しい。
参考までに、こちらが Steam 版のストアスクリーンショット。
そして、こちらが iPad Pro で遊んだとき同じキャラクターのいるシーン(同一シーンではない)。
完全に同じではないようだが、キャラクターの魅力を損なうほど違うものでもない。
原作では 2D で描かれていたマップをきっちり 3D に起こしており、街などのフィールドを見回ると観光をしているような気持ちになれた。
また、独特のスタイルのキャラクターたちも違和感なく 3D になっていて、ある種の懐かしさがそこにある。
肝心の操作に関しては、バトルに関しては、少なくとも序盤は完全に問題を感じないほど楽に動かせた。
ボタン押しっぱなしでコンボが出るし、回避も可能。
一方、通常移動時に3Dカメラの視点操作にクセがあり、この部分は改善が必要に感じられた。
コントローラーで遊べればカメラの問題は幾分解決されるとは思うが、スマホ版はどうやらコントローラー対応がないようだ。
少なくとも、手持ちの MFi 認証済コントローラーでは動作しなかった。
正直に言えばここは残念なところではあった。
が、スマホ版はゲーム機版の半額以下でプライスバリューは高い。
コントローラーが使えるかどうか、手持ちの端末で高画質で動作するかどうか(ある種、観光ゲーの側面もあると思うので、やはり高画質が良いと思う)、価格と自分の求める物を比べて判断し、どのバージョンを購入するか決めるのが良さそうだ。
関連リンク:
聖剣伝説3 トライアルズオブマナ (App Store 2,940円 / GooglePlay 2,940円)