『FF7』の世界観をベースにしたバトルロワイヤルゲーム『FINAL FANTASY VII THE FIRST SOLDIER』の公式生放送にて内容の詳細が明かされ、6月1日からは始まるクローズドβテスターの募集受付が始まった。
生放送では実際に対戦している様子を見て取れるだけでなく、『FF7』のキャラクターデザインを務めた野村哲也さんも出演し、「なんでFF7でバトルロワイヤルを?」という質問に「プロデューサーがFF7でバトロワやりたいっていたんだろう、聴くな」という意味のことをいうなど、自由気ままに発言。
おそらく台本にもないと思われることを次々と連発し、発言するたびに場が緊張する面白い放送にもなっているので、気になる方は放送を見てみよう。
オーソドックスなバトルロワイヤルゲームのルールを採用し、広いフィールドで対戦するものとなる。
舞台はミッドガルで、マップは『FF7』にも登場したスポット(エアリスのいた教会やコルネオの屋敷など)が登場する。
ゲームモードとしては、ソロプレイとチーム戦がある。
プレイヤーにはウォリアーやソーサラーなどのスタイル(ジョブ)があり、チーム戦のときは同じジョブを重複させることはできない。
銃撃戦をメインにしているが、剣でも戦えるし、チョコボに乗ったりバイクアクションも可能。
銃撃は遠距離から使えるので強いのはもちろんだが、近接は音がしないのでモンスター狩りなどにも便利とのこと。
フィールドには銃や弾丸だけでなく、アクセサリやマテリア(魔法)などさまざまなものが落ちている。同じマテリアを拾っていくと、ファイア→ファイラ→ファイガというようにパワーアップするほか、コメットのような単体で強力なレアマテリアも存在するとのこと。
リスポーンシステムはないが、レイズのマテリアによる復活はあるそうなのでマテリアはかなりの戦術のポイントになりそうだ。
さらに特徴的なのは、モンスター狩り要素があり、狩りによってバトル中にレベルが上がることだろう。
レベルアップしたプレイヤーは体力が上がったりスキルを得て、対戦で有利になるという。
これは、他のゲームで言うところの防弾チョッキなど防具が強くなるイメージに近いそうだ。
マップにはボスモンスターが出ることもあり、これを狩るときは敵味方共に協力することもあるとか。モンスターを倒して持ち帰るアイテムもあるそうだ。
日本でバトルロワイヤルゲームを見ていると、こういった「協力してアイテムを手に入れたり、成長する」要素があると、バトルをせずにボスだけを狩るような状況にもなる気がするが……どうなるだろうか、このあたりは気になるところだ。さて、そんな『FINAL FANTASY VII THE FIRST SOLDIER』だが、2021年6月1日(火)~6月8日(火)のスケジュールでクローズドβテストが行われることが発表され、5月28日(金)12時までテスター募集が行われる。
iOS、Androidどちらでも募集され、応募には、スクエニメンバーズ会員登録が必要になる。
待ちきれない方は、下記のリンクから応募しておこう。