Apple は、4月21日2時より行われたカンファレンスにて、iMac の新モデルを発表した。
新しい iMac は最新の M1 チップを搭載し、24インチのディスプレイ、Touch ID を搭載した新型キーボード、新デザインの Macig Mouse 、さらに独自の電源ケーブルに対応。
最大16GBまでのメインメモリ、USB4 を2ポートもち（※モデルによって異なる）、iMac 史上最高のサウンドシステムとマイク、カメラを搭載。
3モデルのバリエーションがあり、4月30日から注文を受け付け、5月後半に発売予定。新しい iMac は24インチの4.5Kディスプレイを搭載。
外見面での最大の特徴は、iMac 史上最も薄くスマートなサイズ感。
解像度4480×2520ピクセルで、P3の広色域と10億以上の色、500 ニトの輝度を持つ。
ベゼルも狭く、24インチディスプレイを搭載しながら、これまでの21.5インチモデルとほぼ変わらない横幅になるという。
▲歴代iMacの比較。確かに薄い。
また、3マイクアレイ、6スピーカーシステムによって iMac 史上最高のサウンドを実現しており、空間音響にも対応するという。
新しいキーボードには Touch ID が搭載されており、ログインなどの認証をこれ1つで行える。
トラックパッド、Magic Mouse もちょっとモデルチェンジ。
▲これは予想だが、将来的には他サービスのログインやネットの支払いなどもこの指紋認証1つで行えるようになり、支払いなどあらゆる局面で Apple が出てくるようになるのかもしれない。
電源には新しい磁石で吸い付くコネクタを開発。
また、電源アダプタに LAN ポートがあり、PCに LAN ケーブルを直接接続しなくても新しい電源コネクタを差し込めネットにつなげる。
Apple のページには3モデルが掲載されており、それぞれ154,800円、177,800円、199,800円から。
一番安いモデルはUSB3ポートやギガビットEthernet、Touch IDのキーボードがなく、 8コア CPUと 7コアGPUモデルの性能で劣る M1 チップを搭載。
残りのモデルは SSD の容量の差になるようだ。
据え置きの iMac ともなると16GB以上のメモリを搭載できても良かった気もするが……おそらく、これで十分というのが Apple のメッセージなのだろう。
ディスプレイの美しさ、一体型のデザイン性、取り扱いの気楽さなどを考えると、Mac ユーザーには充分訴えそうだし、私自身もちょっと欲しいと思わせられる。
ひさびさに Apple 製の Mac でいい感じの製品画で多様に思えている。
関連リンク：
iMacを購入 - Apple（日本）
