プレイヤーの描いた絵が立体化して動き出し、パートナーとなるRPG『ラクガキキングダム』が App Store / Google Play 向けにサービスを開始した。
本作は、ゲーム内キャラクターとして活躍するプレイステーション2のRPG『ラクガキ王国』の流れをくむ新作。
ゲーム内に強力なお絵かき&立体化ツールを内蔵しており、プレイヤーが描いた絵を立体的に動く3Dキャラクターとしてゲーム内に登場させられる。
描いたラクガキを育てて1人プレイのバトルで物語を楽しんだり、他のプレイヤーと戦ったり、アトリエにおいて触れ合って遊んだり……多様な遊び方が用意されている。
PVはこちら。
ラクガキシステムに目を奪われがちだが、繊細なイラストから作られる世界観も独特で他のゲームにないものがある。
ラクガキのお絵かきツールはかなり強力で、平面に描いたものが簡単に立体化できる。
しかも、適当に円や四角を組み合わせてもそれなりに動くし、それらを組み合わせて素材感や動きを指定するだけで人型、動物型程度は誰でも作れる。
ラクガキが苦手なら他のプレイヤーが公開しているデータをダウンロードしたり、公式が用意したハイクオリティモデルをガチャから手に入れることも可能。
ラクガキの育成は『パワプロ』風となっており、トレスター(コーチ)キャラクターを5人選んでランダムイベントをこなし、パワーやスピードなどの経験値を得て、バトルで使用するスキルコマンド、特殊能力であるアビリティを得ていくものとなる。
なお、育成に関しては初回プレイのためにキャラ描写や説明がガッツリ入ったモード、細かい部分を省略したダイジェストモードの2種類を選べる。
さらに、育成が面倒でお絵かきだけしたければ育成スキップも可能(おそらくきっちりプレイしたときより弱くはなる)。
▲育成のコーチ役であるトレスターはガチャで手に入れる。なお、トレスターとラクガキモデルのガチャは別なので安心して欲しい。
育てたラクガキは最大3人でチームを組ませられ、クエストで戦って物語を見たり、他のプレイヤーと戦ったりもできる。
1時間ほどプレイしてみたが、世界観といい、お絵かきツールの強力さといい、いろいろな遊び方のプレイヤーに配慮している点といい、よくこんなものを作ったなぁ……と、感心してしまう手間のかかりっぷり。
▲プレイしてみた動画。
1プレイが長いので全体像はつかみかねているが、お絵かき好きのプレイヤーもそうだが、オリジナリティがあるゲームを遊びたい方、既存のスマホゲームの世界観に飽きている方など、新しいもの好きのゲーム好きもこれは試す価値がありそうだ。
アプリリンク:
ラクガキキングダム -あなたの未来を描く育成RPG- (App Store 無料 / GooglePlay 無料)