Pascal's Wager (App Store 490円 / GooglePlay 430円)
スマホでハードなダークファンタジー・アクションRPGが遊びたければ……『ダークソウル』系ゲームが遊びたければ、これを遊ぶしかない。
Giant Networkより、アクションRPG『パスカルズ・ウェイジャー』がGoogle Play向けに、ついに配信開始となった。
本作は先行してiOSで配信されているが、Appleがカンファレンスで使用するほどの
定価は860円だが、現在Google Playでは430円で買えるリリース記念セール中。しかも、7月9日までに購入すると追加スキン“テレンス服装 先駆者セット”(通常120円)も無料で提供される。
さらに、iOS版もこれに合わせて490円で購入できるセールを行っているので、気になったら今が買いどきだ。
予告動画はこちら。
本作の舞台は、太陽が沈んだままになり、穢れと呼ばれる超常の力によって人が狂い、怪物となっていく絶望の世界。
人間は穢れを退ける“巨像”と呼ばれる存在と共に生きていたが、その巨像も疫病で倒れ人間たちは死に絶えようとしていた。
▲ほとんどの人間が……怪物に
そんな世界のなかで、プレイヤーは“先駆者”と呼ばれる戦闘にたけた騎士テレンスとなって、妻を探しつつ、贖罪の旅をする。
世界設定も良いが、ストーリーも先が気になる骨太のもの。
ゲームとしても、本作には強烈な特徴がある。
これまでスマホのダークソウル系と言えば、そのままではなくエッセンスを抽出したゲームが多かった。
しかし、本作はゲーム機でも遊ばれるような内容をスマホで実現している。
しかし、本作はゲーム機でも遊ばれるような内容をスマホで実現している。
立体的な3Dフィールドを隅々まで探索し、怪物たちと激しい戦闘を繰り広げ、手ごたえを楽しめる。
つまり、スマホでちゃんと遊べるダークソウル系ゲームに仕上がっている。
また、主人公テレンスのほか3人のキャラクターが仲間になり、どれも異なるアクションを楽しめるのも特徴。二刀流で攻めに強い主人公テレンスのほか、棺桶で攻撃をガードしつつパンチで戦う仮面の男ノーウッド、銃器を扱うビオラなど、どのキャラクターも個性的。
ちなみに、私が好きなのはガードボタンがない代わりに薬で回復しながら戦う薬漬けの聖職者。
また、『パスカルズ・ウェイジャー』はAppleが新端末の性能を示すためにカンファレンスで使用したアプリで、美しいグラフィックが特徴なのだが……設定を落とすとiPhone 8など数年前の機種でもスムーズに動く。
むしろ、消費電力は近年の3Dバリバリのゲームより少ないぐらい。
なお、本作はかなり難しい部類に属するが、カジュアルモードで遊べばかなり簡単になる。
通常モードが難しすぎると思えばステージ1で卵を背負うことによってダメージが少ないモードに変更する(カジュアルとノーマルの間ぐらいの難易度)ことも可能なので、わりと幅広いプレイヤーが遊べるはずだ。
見た目、内容ともにとても完成度の高いゲームなので、ぜひ遊んでいただきたい。
いま、クリア寸前だがこのゲームは、お勧めと自信を持って言える。