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A12Zチップを積んだ新しいiPad Proとされるベンチマーク結果がgeekbench、ANTUTUで見つかる。チップはGPUで1.1倍程度の性能向上にとどまる模様

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3月18日に発表されたiPad Pro の新モデルと思われるベンチマーク結果が、ANTUTU・geekbenchの双方に登録され、そのいずれにおいても大きな性能変化がない状態となっている。
一方、メモリに関しては全モデルで4GBから6GBへ増量され、同時に多くのアプリを実行しておけるようになっているようだ(これまでは1TBモデルのみ6GBだった)。

ANTUTUのベンチマーク結果は下記の通り。
A12Zの部分が11inch版の新iPad Pro、A12Xが旧型となる。大きな差はなく、GPUのみが約1割性能向上を果たしている。
2020-03-23_10h10_48

また、Macお宝鑑定団 blog(羅針盤)ではGeekbenchに12inch版のiPad Proと思われるベンチマーク結果が見つかったと報告されているが、こちらも旧型と比べて大きなスコアの差はなく、GPUのみが約1割向上している。
例年、この時期に漏れるベンチマーク結果は正しいことが多く、2か所で似た結果が報告されるということは、今回のiPad Proに関しては大きな性能向上が望めない可能性が高い。
性能重視な方は(それでもiPhone 11より性能は高いが)、製品のベンチマークを見てから購入するのが良さそうだ。

関連リンク:
iPad Pro - Apple(日本)