あの『ヘイデイ』にシリーズ作品がやってくる。
3月17日本日、Supercellは『Hay Day Pop』をオーストラリア、ニュージーランド、フィンランドの3カ国に向けて配信開始した。
本作は農園経営ゲームの大ヒット作となった『ヘイデイ』のシリーズ作品で、カラータイルをタッチしてけすパズルステージを攻略し、その報酬で農園を広げていくパズル&農園づくりゲームとなる。
類似ゲームではマッチパズルしつつ建物を作り直す『ホームスケイプ』が有名だが、本作はシステム面においても、見た目においてもその発展系として作られている。
まず、Supercell作品だけあってゲーム動作の軽快さ、テンポ、グラフィック品質においては類似作品のなかでも頭一つ抜けている。
ゲームのサイクルも少しひねってある。
パズルに関しては、2つ以上つながっている同じ色のブロックをタッチして消し、ステージのクリア目標(特定職のブロックをいくつ消すなど)を満たすマッチパズルとなっている。
これ自体はオーソドックスなものだが、このパズルを攻略することで報酬が手に入る。
そして、その報酬で農場に木や家畜などの設備を購入して配置する。
そうして設備が一定以上になるとレベルが上がり、土地が開拓されて農園が広がり、さらにより良い設備が購入できるようになる。
この流れは完全に『ヘイデイ』ライク。ただし、グラフィックの品質が数段上がっているので、見た目にテンションが上がる。
もちろん、農園経営だから収穫要素もある。鶏小屋を買ってみると、一定時間ごとに卵が収穫できた。
既存のパズル+経営系ゲームは「パズル→何かが発展する」というサイクルだが、『Hay Day Pop』は「パズル→農園を大きくする」と「農園からアイテムを収穫→パズル」という2つの流れがあり、単にコピーするのではなく独自色を打ち出したものになっているわけだ。
プレイ動画はこちら。
なお、海外で先行配信された作品はSupercell内部の品質基準で検査され、その基準に満たないものは正式配信されずに消えていく。
少し前も『Rush Wars』が先行配信され、品質基準を満たさずに立ち消えとなっている。
そのため、本作に関しても日本配信にこぎつけられるかどうかは不透明な状態だ。
とはいえ、『Rush Wars』はプレイして厳しい印象があったが、『Hay Day Pop』に関しては少しプレイして「イケてるじゃん!」という印象を得られたので日本まで来ると信じたい……!