サイコロ型の小さな国を作る対戦ゲーム『ドラゴン×コロニーズ』が2019年8月27日から始まった大規模改修を終え、大幅リニューアルを行った。
本作は元カプコンの稲船さん率いるcomceptとレベル5の共同作品で、3×3マスの面を持った立方体にユニットを配置し、立方体の要塞国家を作り上げるゲーム……だった。
が、今回の大規模改修により、世界観もストーリーも、キャラクターも、そしてシステムも大きく変化が入り、たった2か月でアプリは別物になった。
近年まれに見る大規模な変更に驚くばかり。それでは、その中でも印象的なものを紹介していこう。
これまではファンタジーな世界観で、主人公たちが空を浮かぶ箱型の国、ハコロニーを育てて大きな国を作ることが目的だったが……。
▲オタサーの姫のようなヒロインに主人公たちがいいように動かされていく感があり、やっつけ感もあり、確かに良いとは言えなかった。
リニューアル後の舞台はe-Sportsが隆盛を極めた近未来。
ハコロニーを使って戦うゲーム(つまり、『ドラゴン&コロニーズ』)での対戦でe-Sportsの頂点を目指す若者たちの物語へ。
キャラクターデザインも一新。
また、URユニットの衣装や装備品を、細部までこだわったデザインに変更し、メインのURユニットについてはキャラクターボイスも刷新。
実際プレイしてみると、これまで単なるコマだったURユニットたちはシナリオでも主人公たちの相棒として会話するようになり、キャラクターともいえる存在になっていた。
フレンド機能を“外交”という名前にして拡張。
対戦した相手や検索した相手をフレンド登録し、親善バトルで非同期の対戦を行える。親善バトルを行うと、URユニットと交換できるトークンが手に入ることも(すごい)。
また、“交換所マハジャラ”では、余った資源を別のアイテムと交換ができる。これで資源余りの不満を解消するわけだ。
その他、ガチャからのUR排出率が1%から5%になって5倍化、ガチャからはアイテム排出がなくなり、10連ガチャでは高レア確定枠をR→SRと強化。
1日1回だけの半額ガチャを無償クリスタルでも実行可能に変更。
バトルバランス変更、バグ修正などもあるが、プレイヤーの有利になるような改修を多く行ったようだ。
詳細はリニューアル内容 2019.10を見ていただきたいが、他に例を見ないほどのプレイヤー有利な仕組みが多く、「ここまでやるのか…」という印象を受けた。
果たして、これによって『ドラゴン&コロニーズ』は立ち直れるのだろうか……。
私としては、今後の成り行きを注目してみていきたい。
また、これを見ている方の中に、メンテナンス前から『ドラゴン&コロニーズ』をプレイしていた方がいれば、好きなURユニットと交換できる量のジャラメダルが配られるので、この機会にちょっと触ってみるのもありだろう。
あまりの変貌に驚くこと間違いなしだ。
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