プレイヤーの描いた絵をカメラで撮り込み、ゲーム内に出現させるARパズルゲーム『TokoToko』が10月3日、App Store向けに配信を開始することが発表され、東京ゲームショー2019向けの特別動画が公開された。
本作は悩めるネコの絵描き“ハコ”と話し、プレイヤーが絵を描いてゲーム内に出現させて悩みを解決し、ハコが絵描きとして成長することを助けるパズルゲーム。
ARを通じて目の前に出現するハコのキュートな動きと、絵がゲーム世界にそのまま登場する面白さがセットになって、「お絵かき絵本」を触っているような面白さを味わえる作品だ。
TGS2019の体験版を起動してみると、ハコがやってきて、プレイヤーに描いたイラストをゲームに取り込み、立体化する“アニメーター”をくれる。
ハコは「長いことここにカンヅメになっちゃっているから、外に出たい!」と語り、部屋に扉を作るようプレイヤーにお願いする。
その扉を作る方法とは、お絵かき。
プレイヤーがお絵かきして……。
すると、扉が立体化して開き、ハコとプレイヤーは外の世界に出て遊べるというわけだ。
ゲームには機械学習が使われており、もともと持っているデータベースから扉の絵を判別しつつ、プレイヤーの絵を学習してどんどん認識精度が上がるという。
このように、ハコの悩みやお題に対して絵を描き、それをアニメーターで取り込んでゲーム内に出現させることで物語が進んでいくお絵かきパズルゲームが『トコトコ』だ。
体験版ではハコに花を描いてあげたり、木のイラストを描いて立体化させたりと、見た目にもワクワクする体験ができた。
本作はTGS2019のインディーブースにて展示されているので、気になったらtokotoko/Kalankを探して遊んでみて欲しい。
絵が立体化して世界が豊かになっていく様子は、プレイヤーを童心に返してくれることだろう。
関連リンク: