瓶に手紙を封じて海に流すボトルメールのように、まだ出会ったことのない誰かから、毎日イラストが届くサービス『pib』がApp Storeでのサービスを開始した。
このアプリにできることは、イラストを誰かの元に届けること、届いたイラストを保存しておくことだけ。
イラストを流した人はわからないし、ランキングもトレンド、バズなども存在しない。
社会や周りの意見に流されず、ただイラストを眺めて、好きなものを見つけるアプリとなっている。
ホーム画面にはイラストが次々と流れ着き、気に入ったイラストがあれば右にスワイプして“アーカイブ”。
そうでなければ左にスワイプして流すことができる。
なお、イラストが届く回数は決まっており、毎日2回補充される。
![ss3](https://is4-ssl.mzstatic.com/image/thumb/Purple113/v4/08/4c/63/084c6317-e44e-0735-51d1-545e5464e919/pr_source.png/392x696bb.png)
アーカイブされたイラストは溜められていき、いつでも見返すことが可能。
また、好きなイラストが一定以上に達したユーザーには“ルーム”なる機能も解放されるという。
![ss4](https://is2-ssl.mzstatic.com/image/thumb/Purple123/v4/2a/2e/e1/2a2ee105-d894-58ce-d2b5-619ea07ea005/pr_source.png/392x696bb.png)
もちろん、ユーザー登録をすれば利用規約内でイラストをボトルに詰めて流すこともできる。
ただし、誰が流したイラストが何回アーカイブされたとか、どのイラストが人気とか、そういったことは一切わからない。
とにかく「どこかの誰かに届いたらいいな」という仕組みである。
SNS全盛の時代、自分が好きなイラストですら他人に好きと言いづらかったり、他人の意見に流されて「やっぱり微妙かも?」なんて思ってしまうことはある。
だが、ここにあるのはイラストと自分だけ。「落ち着いたイラスト探し空間」で好きなものを探すのもいいかもしれない。
アプリリンク:
pib (itunes 無料 )