自分で描いた絵が、自動で立体化して、動き出す。
『ラクガキ キングダム』ってゲームのβテストでキャラクターを作るのが楽しかったので、全人類と全絵描きにやってほしくて紹介するよ!
あなたが好きなのは、どんなキャラ?
美少女、美男子、猫や犬?
はたまた異形のモンスター?
でも、実際に好きなキャラを仲間にできるゲームはめったにない。
なら描いたキャラが動くゲームをやればいいじゃない。
そんなコンセプト、面白そうですよね?
でも、どんな風にラクガキを立体化するか、想像つかない方も多いと思うので、βテスト版で作ったキャラクターができるまでを紹介しておきます。
『ラクガキ キングダム』とは、プレイヤーの描いた絵が立体化して動き出し、ゲームキャラクターとして動き出すスマホ向けRPG。今、絶賛予約登録受付中です。
同じく描いたキャラクターが立体化するプレイステーション2のRPG『ラクガキ王国』の流れを引き継ぐ新作で、ハードが進化した分かなり色々できるはず。
ちなみにこれ、『ラクガキ王国2』のときの私のキャラクター。自分の好きなキャラを作れるのが最高に好きだったんですよね。
当然、『ラクガキキングダム』もやりたくなるわけで……βテストのラクガキシステムでキャラクターを作る流れを紹介していきます。
ラクガキのキャラクターは、胴体とか腕とか、パーツを描いてくっつける感じで作っていきます。
でも、最初に必要になるのは体。体を最初に描いてから、そこに手や足、羽をくっつけてキャラクターを作るんです。
まずは体を作るので見てみてください。ちょっと縦長な丸を描いてみます。
そして、膨らみ方を指定すると……2Dが、ワンボタンで3Dに変換されます!
▲少なく見えるかもしれませんが、たいていの立体はこれで作れます。
試しに“丸A"を選んでみると……ポコッと膨らんでもふもふの胴体に。
体にはいろいろなパーツをくっつけられるので、くっつけやすいデザインにするといいです。
体ができたら、次は腕を生やしてみたいですよね?
そうしたら、腕を生やしたい場所を選択して“接続点”を設定します。
接続点とはパーツ同士の関節みたいなもので、接続点に設定した場所と体がくっつきます。
▲カメラは右上の赤丸の▼を押せば向きを変える事が出来、画面の移動はカメラマークで出来ます。
接続点を決めたら、棒状の絵を描いて、また立体化すると……はい、この通り!
でも、接合点を指定して棒をくっつけても、それはただの棒。体に棒がくっついているだけ。
その棒に“役割”を指定して、初めてキャラクターのパーツとして動き始めます。
例えば、足とか、腕とか。今回は「君は腕だ」と役割をつける。
▲体、足、棒足、間接のある膝足、羽、車輪、しっぽなど「描いたものの役割」を決める。
役割を決めると、初めて棒は腕になります。
役割を決める前の棒は、単なる棒。でも、役割を得た今は、動かせば腕のように前後に動きます。
後はこれを繰り返すだけ、ここまで知れば何でもできる!
左右対称なものを作りたければ、コピー機能を利用して一気に完成も可能。
あと、あとから厚みを編集したり……。
細かい輪郭の修正もできます。こだわり派の要望にも応えるナイスらくがき。
絵が描けない私でも、修正機能でこの記事の分は何とかしました。
あと、顔は特別優遇されています。
シール機能でぺたりと目や口を作れるし、貼り付けでいい感じにできてしまいます。
顔を描くのが苦手でも安心。
ほら、こんな感じ。
もちろん、自分が好きに模様を描いて入れるのもOK。むしろ、楽しい。
そして、完成したのがこれ。
白いスパナを役割で“武器”にしたので、これで殴る亞人という設定です。
動いている様子などはこちらをどーぞ。あまり絵心がなくても〇をかいたりして、目を張り付ければこれだけ出来ちゃう。
大きいパットもペンも無いから僕私には作れないと思ってる少年少女達!大丈夫!
— マイナル@VRoidスタイリスト (@mainarutyan) August 13, 2019
スマホと指と1時間半さえあればここまでのものが作れるぞ!
君達の挑戦をラクキンは待っている!#ラクキンクロッカー #ラクキン pic.twitter.com/rTA5QUX2Yu
もちろん、工夫すればできるものは人間でも、モンスターでも無限大。
ドリルの化身、ドリル君。
「ゴゴゴ」って感じでジョジョっぽい描き文字擬音も入れてみたぜ!
続いて戦車。適当に円を描いて、役割“車輪”にして、たくさんくっつけただけでそれっぽい。ラクガキキングダムで製作したドリルの化身、ドリル君。 pic.twitter.com/sXDUWXDf5S
— ゲームキャスト管理人 / 寺島壽久 (@gamecast_blog) August 14, 2019
絵心がなくても、適当に描いて遊ぶだけで無限に時間をつぶせる。
ラクガキキングダム、今度は戦車でござる。車輪たくさんつなげているだけ!#ラクキンクロッカー #ラクキン pic.twitter.com/N8SaQUbefH
— ゲームキャスト管理人 / 寺島壽久 (@gamecast_blog) August 14, 2019
絵心があるとどうなるかって?
他のゲーム作品とか、自分のオリジナルキャラクターを完全に作ってしまっている方もいますね。
例えばこれ。スクエニのゲーム『星と翼のパラドクス』の主人公機ソリディア。
公式サイトで実物と比べてみてください。遜色なさ過ぎ。これが、ゲーム内で動く(はず)!
▲ヶ楽堂さんのTwitterより。すごすぎる。著作権表記しないといけない気がするほど似てる!
(C)SQUARE ENIX SUNRISE
(C)2018 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved. / SUNRISE
「ソシャゲだ!基本無料だ!」とか関係なく、全人類と絵描きさん(人類と絵描きは被るので、2回プレイしてノルマです)にこのゲームを遊んで欲しいですね……。
たぶん、ゲーム本編を遊ばなくてもラクガキしているだけで楽しいはずなので。
『ラクガキ王国』をやっていた方には「インクがぜんぜん切れないので天国」とだけ伝えておきます。
「遊びたい!」と思ったら、あらかじめラクガキサポーターという応援隊に登録しておくと、いろいろ優遇を受けられるので登録しておくといいと思います。
すでにβ受付は終わっていますが、2次募集などがもしあれば、きっとサポーターから選ばれると思うので。
あと、このサポーターに友達紹介システムがあるので、ぜひこのラクガキサポーター友達紹介リンクから登録をお願いします(笑)それでは!
ライター:マイナル関連リンク:
Vroidスタイリストとして、Vroid関連のお化粧のお仕事などを手掛ける傍ら、見た瞬間に「なんなん!?」と叫びたくなるようなゲームを探して紹介している。
Twitterアカウントはこちら
ラクガキ キングダム 公式サイト