ストアから発売前のアプリを予約する“事前登録”。
App Storeではストア公式の事前登録機能を誰でも利用できたが、これまでGoogle Playでは『マリオラン』など限られたアプリだけに公式事前登録を解放していた。
ところが、GoogleはGDC2019開幕の3月18日、この機能を一般向けに開放した。
今、GooglePlayコンソールをひらき、対象のアプリを開いて[リリース管理] > [アプリのリリース]を選べば、[事前登録]のメニューがあることに気づくはずだ。すでに『フィッシング・パラダイス』など国産のインディーゲームもこの機能を利用し始めており、少しずつ利用が広がっているようだ。
さて、これでようやくApp StoreとGoogle Play、両方で予約機能が使えることになったが、両者の機能には少し違いがある。
App Storeの予約は、アプリ配信開始と同時に端末に自動インストールしてくれる強力な機能だが、Google Playのダウンロードページに誘導する通知を行うだけだ。
一方、App Storeは問答無用でアプリが世界公開されるが、Google Playでは地域ごとに事前登録を切り替えられるので、細やかなプロモーションを実現できる。
さて、なんにせよ、この機能があれば開発者はOSに統合された強力な予約機能を使えるし(米国などでは、iOSは公式予約機能が最も効果的だという)、プレイヤーもより手軽に予約できるようになるし、ストアでアプリがDLできるようになってすぐ情報が通知される。
いいことづくめのうれしいニュースだ。
情報検証協力:
フィッシング・パラダイス(GooglePlay)