2018年10月28日に行われた『メギド72』初のリアルイベント、“メギド72 banquest~ソロモン王たちの祝宴~”。
10月1日に告知して、10月に募集して、10月に実施するという意味不明な急スケジュールで行われたこのイベントだが、行ってみると驚きの連続で最高のイベントだった。
次回は絶対に応募して、当たったら普通に言った方が良い。ほんと。
※タイトルで分かるとおり、この記事はメギドファン向けです。それ意外の方は見る必要ありません。
リアルタイム感のある当日の流れはこのツイートをたどってもらえると分かりやすいとして、今回はイベントの出し物を順に説明していこう。
メギド72のイベント、ソロモン王たちに祝宴きました。待機列ヤバイ。出席率ほぼ100%なんじゃないか。 pic.twitter.com/8hNCXW3Y4J
— ゲームキャスト (@gamecast_blog) 2018年10月28日
ゴルドショップ
いわゆるグッズショップ。泣き顔Tシャツは入場が始まると即座に完売。ほとんどのキャラアイテムも売り切れていた。順当にプレイヤーの欲しいものが置いてあった。
▲株主総会で株主から「手を前に突き出して泣いてるタイトル画面やめろ」と圧力をかけられた話は有名だが、ここに「やめません」という強いメッセージを感じた。
カフェ・メギドラル
『メギド72』に関連するメニューが揃ったカフェ。
全プレイヤーの息子と言われる人気キャラ“ガープ”の腹筋を模した“腹筋サンドイッチ”、“カエルドーナツ”、“贖罪のリンゴ”、“シャックスのオムライスサンド”など、原作のキャラクター・登場アイテムを食べられるものが提供された。
シャックスの好物キノコパスタとかでいいのに、鳥の化身のシャックスのメニューには唐揚げをつけ、キャラクターの腹筋を食べさせるセンスに脱帽。
なお、腹筋・カエルなど「よりキャラクターをそのまま食べられる」メニューから順に売り切れていた。
STドリンクの正体が「デカビタ」であるっぽいことも判明。
イラストコーナー
電子ディスプレイに事前に応募されたイラスト、72体のキャラクターのイラスト資料があるほか、メディア含め撮影禁止の敵・背景資料も展示されていた。
さらに、テーブルが2つあってその場でイラストを描くことも可能。『メギド72』のイラスト・アート担当が2名体制で控えており、ときおり話したりしつつイラストを描けた。
フォトンスポット
いわゆるフォトスポットだが、72体のキャラクターが登場順ではなくある程度の相関関係に合わせて並んでおり、「どうせナンバー順にならんでいるだけでしょ?」と思っていたプレイヤーたちが、尊さを摂取しすぎて破裂していった。
巨大スマホ召喚
巨大なスマホでキャラを召喚し、出てきたキャラシールをもらえる出し物。
推しキャラクターが出るたびに歓声が上がり、キャラシール交換でコミュニケーションも生まれていた。
そして巨大スマホで等身大メギド召喚コーナー。当たったメギドと同じステッカーがもらえるという。推しが当たるたびに歓声が上がる。
— ゲームキャスト (@gamecast_blog) 2018年10月28日
写っている方のアップ許可はいただきました。 pic.twitter.com/iuDNvg6dHh
アジトへの帰還(VRアジト)
誰もが予想していなかった出し物。ゲーム内のアジトを72秒間だけ歩き回り、キャラクターと内部の様子を見られるVRアプリ。事前発表がなかったのも当然で、開発スタッフが頑張って信じられないほど短期間で作ったものだという。そりゃ、予想もつかないわけだ。
キャラクターと目を合わせると話しかけてもらえる。視線を外すと、隣のキャラと勝手に会話を始めたりする。
アジト内は体育館のように広かった。
公式コスプレイヤー
ソシャゲの公式コスプレイヤーっていったら、きわどい感じの女性キャラクターだろっ……!
その予想を外されて喜ぶプレイヤーたち。
まあ、こいつがブーメランパンツをはいて露出度を上げたときは男性プレイヤーも喜んでいたから、男女ともに喜ぶ良いチョイス。
外国人コスプレイヤーなので、日本語が分からない。君は本当にヴァイガルドから来たんじゃないか……と話題になった(なお、最後に話しかけたらコンニチハは言えるようになっていた)。
攻略コーナー&対戦コーナー
ステージとステージの間には、メギド攻略コーナーと他のプレイヤーと対戦できるコーナーも。
単に攻略するだけでなく、「プレイヤーのメギド使用率」なども発表した攻略コーナーは常に盛況。また対戦も常に席が埋まっていた。
野生の開発者(写真なし)
イベント中、プロデューサーやスタッフが常に会場を歩いており、話しかけると少し対応してくれた。
イラストコーナーにはアートスタッフが常にいて話せるし、このイベントは一体……常にプロデューサーレターや生放送などでプレイヤーとコミュニケーションをとっている『メギド72』ならではの近い距離感があった。
また、メギド好きと言われる声優陣も一般参加者としてイベントを楽しんでいたのが印象的だった(そして、ファンも空気を読んで話しかけたりはしなかった)。
なお、野生の宮前プロデューサーに遭遇したので「広告費まで開発につぎ込んでしまったって本当ですか?」とお聞きしたところ、「浪漫ということで、ご想像にお任せします」とのこと。
普通、「そんなことありませんよ」って言うところじゃないか……!?
イベントステージ
まず、オープニングは生演奏のアジトのテーマからスタート。
この時点で「え、この最大200組招待のイベントで生演奏やっちゃうの…?」と混乱しつつ喜ぶプレイヤーたち。そこからプロデューサーの挨拶が始まり、プレイヤーのテンションがぶち上がり……。
生シシララステージでは、恒例のミッションバトルとクイズ。
なお、最終メギドは「メギド言えるかな?」で31番目に出てくるメギドの名前。
▲ソロモンなら常識のクイズ……だが、歌わないと歌詞が出てこないタイプの私は現場で歌うハメになった。
声優ステージでは生でガープの名台詞、「お前は俺の母親か!?」が聞けて会場は大盛り上がり(あと、ひたすらおっぱいって言っていた)。
続く対戦ステージも名勝負が続いて大きく盛り上がった。特に唯一の女性プレイヤー「がんばります!」さんがトリッキーな編成で圧倒的な強さを見せて勝利したときの会場が沸きっぷりは印象に残っている。
ちなみに、編成はこれ。死亡したキャラを蘇させるオーブ“リザレクション”でひたすら蘇生し続けて削る超トリッキーデッキ。
▲この画面とサイン色紙掲載は本人許可済
ステージに上がったプレイヤーにはサイン色紙が送られた。羨ましい。
あ、対戦と声優さんステージイベントの詳細はファミ通Appの記事が超いい感じになのでどうぞ。
そして、ついにラスト。閉会式では予想を超える盛り上がりを見せた。
開始で終わりと思われた生演奏が再び入り……『メギド72』の今後の展開などが一斉発表。
新スキップチケットやガチャ被り救済などの機能、新キャラ、1周年イベントやオーブも選べる指名チケット予定など。
新メギド情報などはプロデューサーレター vol.11 -を見ればOK。ただ、掲載していないところで言うとストーリーの追加は年末か正月頃とのこと。7章以降の予定も明かされている。
さらに、宮前プロデューサーの妄想と前置きしつつ「今後やりたいこと」も発表。
・定期的なファンミーティング開催
・メギドカフェ
・新年会草コロシアム
・コミック化
・アニメ化
・四コマ連載
・設定資料集
・グッズ化(これと別に、今回のイベントグッズは何かの方法で再度手に入るようにしたいとのこと)
ただし、設定資料集については妄想と言いつつ、企画は書き始めているとのこと。運が良ければ早めに実現するかもしれない。
情報量が多すぎてプレイヤーは空前の興奮に包まれたが、「1周年で発表することがなくなるのでは?」と心配もしていた。
常に「この先大丈夫かな?」と考えるクセがあるのがメギドファン……。
だが、その心配を覆すかのように最後に一言。
「これからは広告も力入れていきます!!」
▲えー、本当でござるかぁ?
振り返ると、スタッフとプレイヤーの距離が近かったし、出し物は予想以上に良くて、この後の発表に至ってはプレイヤーの予想をはるかに超えてきた。
さらに、会場内はスペースに余裕があって移動で人とぶつかることも押し合うこともなく、各コーナーはイベント中にすべて体験可能。
本当に快適で、驚きしかないイベントで、またあったら絶対行きたいと思える最高のイベントだった。
次にイベントがあれば、素直に当たったチケットで入ってグッズを買いあさりたい……(プレス枠は物販制限があるのだ)
以下、会場に行けなかった方向けのおまけ写真やイラストなど。
フォトンスポット並び順参考用。会場には手作りグッズで参加するファンが複数いた。この熱量、賞賛がある!
メギド72のイベントに手作りグッズを作って参加するファンが。
— ゲームキャスト (@gamecast_blog) 2018年10月28日
表は「勝算がある!」、裏はアスモデウスへのラブコール。 pic.twitter.com/EyoxuQygAf
イラストコーナー。
こんな楽しい宴を一度で終わらせるんじゃないよ!
え、まだレポートが足りない?じゃあ、このレポートが良かったのでみんな見ると良い。
ソロモン王たちの祝宴、行ってきました!!! - 穴があったら広げたい