中国開発の『サクラ大戦』としてお伝えした『樱花大战-新的约定』(サクラ大戦-新たなる約定)のPVが公開された。
本作は『サクラ大戦4』と同時期の上海で、上海の劇場で活躍する6人の乙女を率いる隊長として、2000年前に封じられたスーと呼ばれる存在と戦いつつ恋愛に精を出す『サクラ大戦』の新作。予告動画はこちら。
ヒロインは6人で、上海出身の王道ヒロイン(さくらポジション)、パリ出身の演劇系お姉さん、雲南出身の田舎っ子、ロシア出身の恥ずかしがり屋、そして北京出身のエリート、そして京都出身の妹系。
そして、主人公は左下図の青年になるようだ。
ゲームシステム面を見ていくと、『サクラ大戦』に存在したシステムを引き継いでいるように見える。
質問に対する回答と回答に要した時間で結果が変わる“LIPS”、好感度システム、見る位置や調べる位置でヒロインの反応が変わるなど、基本的なものは全て確認できた。
もちろん、上海劇場の面々もお約束にのっとっている。
中国語を読めなくても、「売店の売り子がいて、司令官補佐のお姉さんがいて」という顔ぶれが簡単に類推できる。戦闘シーンもターン制の戦術バトルらしく、必殺技使用時にカットインが入るところも踏襲。うーん、藤島康介さんが絵を担当していないことを除けば、完全に『サクラ大戦』。
前回の記事の後、上海に住んでいる読者の方から連絡があったのだが、上海においてはその昔『サクラ大戦』がかなり人気であったとか。そして、『サクラ大戦』世代がお金を持った今、需要が見込めそうなアプリだそうだ。
だからこそ、キャラが出てくるだけではなく、ここまで忠実に作られているのだろう。
日本での展開についてはまだ明かされていないが、新たな情報が出てくればまた皆さんにお伝えしたい。関連リンク: