上の画像で見える2枚のパンは、1枚が現実のパン、もう1枚がパンをカメラでスキャンした3D映像だ。
どちらが本物のパンか……影を見れば分かるが、パッと見ただけでは判別もつかない。
iPhoneのカメラを利用し、この精度で3DCGを作るアプリ『3D Scanner Pro』が発表された。動画を見る限り、すでにゲームを作るための素材として利用できそうなクオリティ。これは期待できる。
キャプチャーの様子を収めた動画はこちら。
動画を見たらもう説明はいらないと思うが、一応文字でも説明をしよう。
iPhoneのカメラから物体をスキャンし、アプリ内のエディタでちょっと修正し……。
あとはもう、3Dオブジェクトとして画面内に自由に配置できる。
人間だって、この精度でキャプチャー可能。
また、メッセージアプリやメールアプリでUSDZフォーマットを利用して3Dモデルを送ることもできる。
USDZとは、ディズニー映画を作るピクサースタジオが開発したファイル形式で、簡単に3D映像をやりとりできるファイル。iOS12に搭載される AR Kit 2 で対応されるファイル形式となる。
USDZとは、ディズニー映画を作るピクサースタジオが開発したファイル形式で、簡単に3D映像をやりとりできるファイル。iOS12に搭載される AR Kit 2 で対応されるファイル形式となる。
まさか、手元のカメラでここまでの映像が再現されるとは。これにはもう驚くしかない。
公式サイトではより詳しい説明が載っているので、ぜひ読んでみて欲しい。
これはもう、ゲーム素材の心配がいらなくなる……か?
関連リンク:
3D Scanner Pro - Create 3D Object on your mobile phone