空は渡さぬ! ドラゴンになって機械文明を破壊するアクションシューティング『The Lost Sky』 #デジゲー博
3匹のドラゴンが、大空を支配する機械と戦う『the LOST SKY』は、デジゲー博に展示されていた新作の中でもとびきり期待のニューフェイスだ。
ドラゴンが力強く戦う様子がカッコいいだけでなく、独特の操作がゲームに習熟していく良さを与え用としているように感じた。
カジュアルに寄るスマホゲームが多いなか、ここまでゲーム機的な「慣れの面白さ」を押し出すゲームは心配になると同時に頼もしくもあった。
早速動画でドラゴンの雄姿を見て欲しい。
このビジュアルのゲームを、なんと完全に1人で作られているそうで……ちょっと驚いてしまう。
素直にドラゴンvs機械のかっこよさがわかるビジュアルに対して、ゲームシステム面は先ほど書いたとおり結構なくせ者。
多くのシューティングは慣性を気にせずに移動できるが、本作のドラゴンはその場で旋回することができない。
曲がろうと思ったら、弧を描きながら回転する必要があるのだ。そのため、慣れるまではかなり操作が難しい。
また、ショットはエネルギーを消費するため多用できず、基本は近接攻撃になる。
そのため敵とすれ違いざまに攻撃を加えるか、背後から何度も攻撃を浴びせる独特のチェイス操作を要求される。
私自身、操作を初めてしばらくはまったく敵に攻撃が当たらずに苦労した。
しかし、終盤にはきれいに弧を描いて敵の攻撃を避け、背後をとって連続で近接攻撃を叩き込むプレイができるようになり、達成感があった。
鉄くさいというか、濃い世界観もまた良い。
リリースは2018年の早い次期でiOSとAndroid版を予定しているが、作者さんの言葉を聞くと多少のシステム変更もまだあり得るようだ。
来年に一発目の楽しみとして、完成形が出てくる日を楽しみにしたい。
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