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中華SFが放つ美しさと寂しさ。中国の学生作品『三竹里』(サン・ジョルリ)の風景がエモい

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中国の最大手ゲームパブリッシャーとして有名なテンセントのゲーム学校から、学生が作ったインディーゲームがやってきた。
廃墟となった故郷の街を探索するパズルアクション、『サン・ジョルリ』(三竹里)である。
粗削りな作りながらも、そこにはチャイニーズSFとでもいうべき風景があり、一見の価値があるものとなっている。
※テンセントゲーム学校についてはこちらのqqの記事をGoogle翻訳で訳して出したものです。

10年ぶりに故郷のサン・ジョルリに帰ってきた男の前にあったのは、灯が消え廃墟となった町であった。
なぜ、サン・ジョルリは荒れ果てたのか。気になりつつも男は自宅に急ぐ。
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本作は、電線をつないで街に電力を巡らせ、シャッターを開いて自宅のある区画を目指すアクションパズルとなっている。
自動で前に進み続ける宇宙船に男がロープでつながっていて、男は宇宙船を中心に回転して移動することができる。
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▲画面右タッチで時計回りに、左タッチで反時計回りに回転できる。

宇宙船は精度が低いオートパイロットなのか(宇宙時代なのにローテク!)止まることはできず、障害物にぶつかれば即壊れる。
ゲーム中、幾度となく停電で閉まったシャッターが登場し、そのたびに男を操作して白いケーブルを手に取り、別のケーブルとつなげて通電させ、仕掛けを動かす必要がある。
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無事にケーブルをつなげれば、シャッターが開いて次のセクションに進める。
そしてもう1つ、通電するとネオンが輝き始めて街が生活感を取り戻す。この瞬間がたまらなくファンタジックで、味わい深い。
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「ナイトクラブ」「ホテル」、そして読めない謎の看板たち……テレビなどでしか見たことのない、香港や上海のネオン街のような世界が浮かび上がるのだ。
SFの世界観のはずなのに、雑多な建物にネオンが浮かぶ姿はレトロなファンタジーでしかない。もしかしたら、これがチャイニーズSFとでも言うべき世界観なのかもしれない。
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ゲームは後半の難易度上昇がただ面倒なだけになって練りこみが浅い感があるものの、この映像は文句なしに好きだ。
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このスクリーンショットを見て何か感じるところがあれば、レトロファンタジーなチャイニーズSFに飛び込んでみてほしい。

アプリリンク:
サン・ジョルリ (itunes 無料 iPhone/iPad対応)