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iOS11、大量のARゲームとともにリリース。画面録画やQR対応で便利になったがバグも多い模様

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2017年9月20日(日本時間)、ついにiOS11がリリースされた。
今回の目玉はなんと言ってもARとApp Storeの完全リニューアル。App Storeのトップには毎日「今日のおすすめ」が登場し、ランキングはほぼ存在感を消した。
そして、AR KitというARが簡単に扱えるツールの解禁により、App Storeには大量のARゲームが並び始めた。

App Storeのゲームタブを確認すると、思った以上に多くのARゲームが並んでいる。
Appleはよほど入念に準備してきたのだろう。
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AR Kit専用ゲームという『ARise』を試してみたが、家の中に突然に空島が浮かび、なかなかにインパクトはあった。
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▲のぞき込むのが面倒というARの欠点どう解消しているのだろうか?

これはカメラでのぞき込んで視点を合わせ、道を作る錯視系のゲームのようだ。
(上手くキャリブレートできずに、遊べていないが)
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App Storeの話に戻ると、アプリの購入が分かりやすくなったのも嬉しい。
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一方で、32bitアプリの使用が不可能になり、検索にもかからなくなった。
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多くのオンラインゲームもまだ正式対応は発表していない。
現在動くモノについても「自己責任で」遊んで欲しいと注意されている状態に過ぎず、スライド操作や文字入力系のバグも散見される。

iPhone 6s/ iPhone 6s Plus / iPhone SE では画像と動画のファイル形式が高画質でファイルサイズが小さいHEIFとHEVCに移行したり、ポートレートモードでより美しい写真を撮れるようになったり、QRコードに対応したりとカメラ関係の素晴らしい変更も多いし、iOSの機能として画面録画できるようになったのも素晴らしい。
現在使っている印象としては、過去のiOSのアップデートの中でもゲーマーに便利なアップデートになっているように思えた。

が、毎回新しいiOSにはバグもあることだし、よほどARを試したいのでなければ少し待ってからのアップデートをおすすめしたい。

アプリリンク:
ARise (itunes 360円 iPhone/iPad対応)