7月19日、消費者庁はグリーとガンホーに対して不当景品類及び不当表示防止法(景表法)の再発防止を求める措置命令を実施した。
グリーは昨年12月~今年1月の懸賞企画で、景品に対してそれぞれ「当選本数100本」と掲載したが、実際に当たった件数は30以下であり、実際と異なっていた。
グリーの報告によるとスマートフォンとPC上においては正しい数値が掲載されていたが、ガラケー版のみ表示が不正になっていたとのこと。
すでに有償で申し込んだユーザーには保証が行われているという。
一方、ガンホーはスマホゲーム『パズル&ドラゴンズ』において、2016年11月~2017年2月に行われたニコ生およびYoutubeライブの配信で『魔法石10個!フェス限ヒロインガチャ』で排出される13体のモンスターすべてが究極進化するととれる発言を行い、そういった表示も行われたが実際にはすべてが13体のうち2体のみが究極進化対象であった。
また、『ディズニーマジックキングダム』においてはキャラクターとジェムをセットで購入する案内にて「別々に買うより断然お得!」と表示していたが、別々に購入した方が安くなる場合があった。
ガンホーの報告によると、説明表示やライブ配信番組の発言内容について誤解を招く表現があったことについてゲーム内の仕様変更などの補償措置を実施ししたうえで、表示についても消費者庁に自主的に報告したとのこと。
関連リンク:
グリーへの措置命令について(消費者庁)
ガンホーへの措置命令について(消費者庁)
措置命令に関するお知らせ(ガンホー)
当社GREE Platform上の表示に関する消費者庁からの措置命令について(グリー)