懐かしのファンタジーと近代的な横スクロールSLGの融合。『Magic Scroll Tactics』 【メガビットコンベンション】
どこか懐かしいが、近代的なファンタジーSLG。それが『Magic Scroll Tactics』だ。
本作は同人ゲーム開発のオートリ電子さんの作品で、5月21日に京都のみやこめっせで行われたゲーム展示即売会MEGABIT CONVENTION(メガビットコンベンション)で展示されていたスマホゲームである。
親しみやすい見た目に、『SteamWorld Heist』のような海外の人気ゲームに近いシステムが融合した面白いゲームで、注目株のスマホゲームと言えるだろう。
『Magic Scroll Tactics』は横スクロールのターン制戦術ゲームだ。
キャラクターの行動順がくると移動力の限りマップを動き、魔法などのコマンドを実行できるオーソドックスな仕組みだが、見下ろしではなく横スクロールというだけでかなり戦術は変わってくる。
また、隊列を作って敵の移動を阻むだけでなく、位置取りの要素が非常に重要になっていた。
樽や段差の上って攻撃すると「高度ボーナス」で大ダメージが与えられるので戦術的な拠点の取り合いがアツいし、スキルによっては高い場所を狙うものや難しい位置関係でないとあたらないものもある。
位置によっては仲間を巻き込む攻撃魔法などもあり、慣れても戦術性は十分。
ゲーム面もよさそうだったが、キャラクターもまた良かった。
人間だけでなく、魚人や鳥人、カエル人、トカゲ人、どこか懐かしく、優しいキャラクターたちは興味を引いた。
▲名前は開発中のもの。カエルも人魚(魚のしっぽ付き)も可愛い。
もちろん、イラストもこの通り。
本作は2017年中のWindowsタブレットとAndroidでリリースが予定されているが、オートリ電子さんによるとiOS版も出したいとのこと。
とても面白そうなゲームだったので、期待して待ちたい。
関連リンク:
MagicScrollTactics公式
アプリリンク:
SteamWorld Heist (itunes 1,200円 iPhone/iPad対応)