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【TIF】文明の失われた世界で、宇宙葬を執り行う救済の物語『OPUS 魂の架け橋』

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高度な文明が失われた世界で救いを求めて宇宙葬を行うアドベンチャー『OPUS 魂の架け橋』を紹介する。
本作は、ヒットインディーゲーム『OPUS 地球計画』の続編。
5月13日~14日に開催されたインディーゲーム博覧会「TOKYO INDIE FEST」に展示されていたゲームでも、群を抜いて美しい空気感の作品であった。
銀河信仰に支えられた時代、宇宙の果てに有る故郷へ霊魂を搭載したロケットを打ち上げた。
『OPUS 魂の架け橋』の世界は、そんな文明が大震災によって崩壊した後……。
ロケットを上げる科学力が失われた世界で、霊魂たちは「宇宙葬」を求める。主人公は、それを行うために立ち上がった2人である。
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▲要所で過去の文献と思われる文章が差し挟まれ、世界観の片鱗を魅せる

本作は2つのパートに分けられる。
1つは見下ろし型の探索パート。ミニチュアのマップを移動して、かつての文明の名残を探し、ロケットのパーツをあさるパートだ。
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探索の合間には主人公のヨハンと霊魂の会話が挟まれ、不思議な世界観を垣間見られた。
美しくも切ない音楽、孤独な少しずつ探索範囲が広がって世界が見えてくる仕組みも雰囲気に貢献していた。
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霊魂が見える世界とは、どのような世界なのだろうか。
人間であれば星に帰るべきだと思うが、彼らはなぜ銀河に帰るのだろうか。謎は多い。
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そして、パーツを拾い終えるとねぐらに帰り、相棒とのイベントが進む。
この繰り返しでゲームは進んでいくようだ。
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まだ翻訳されていない箇所もあったが、崩壊後のやるせない空気、孤独な雰囲気、救いのなさがしっかり描かれており、プレイしているだけで心が締め付けられる思いであった。
リリースは2017年夏予定。夏の夜はこれで決まりだろう。

アプリリンク:
OPUS 魂の架け橋 — 公式WEBサイト — SIGONO