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英語版『モンスターストライク』、8月1日にサービス終了。オンラインマルチ削除からほぼ1年を経て

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『モンスターストライク(モンスト)』の英語版が2017年8月1日でサービス終了となることが発表され、海外で話題になっている。
モンストは世界最高の売上を誇るゲームとして海外でも知名度が高いが、「満足の行くレベルでのサービスの継続が困難となってしまった」ため。
実際、USの売上ランキングデータを見ると2014年のリリース時からずっとランキング200位圏外の住人であり、2016年にはオンラインマルチ機能が削除された状態でサービスが続いてきた。
3年近く続けたのは、モンストブランドの意地なのだろう。
今後、2017年6月以降は毎日新しいイベントが行われることが発表されており、最高のエンディングを目指して運営が行われるという。

日本での成功を見ていると、モンストの海外撤退は不思議でならない。ただ、調べていくとモンストの海外失敗(台湾など一部では成功している)の理由はなんとなく見えてくる。

2015年8月に撤退した中国版は、現地人から聞く限りゲーム内容のローカライズが不十分であった(現地で主流のゲームに比べてプレイで成長がガチャ本位過ぎた)ように見える。
2016年11月にサービス終了した韓国版は、GPSを使ったマッチング文化がない韓国でGPS範囲をいじりまくった結果、炎上事件が発生していた。
さらに、撤退時に返金拒否問題が問題となって炎上し、現在ではモンストのイメージ=ずさんな運営であり、mixiブランドは低いという。

モンストは、単に日本的なガチャサイクルのシステムが1つのハードルになっているだけでなく、都市の人口密度が高い日本を前提としたマルチプレイに特化されており、他のソーシャルゲームよりもローカライズやマーケティングの難易度がさらに高いのかもしれない。

関連リンク:
Monster Strike Closure Announcement|Monster Strike