『We’re Going on a Bear Hunt』レビュー - 絵本「きょうはみんなでクマがりだ」がゲーム化。可愛い世界とクマに癒やされろ
本サイトを長く見ている方はご存じだと思うが、ゲームキャストは絵本的なかわいいゲームが好きだ。
今日は、絵本「きょうはみんなでクマがりだ(原題:We’re Going on a Bear Hunt)」のアプリの見た目がすごく良かったので紹介したい。
え、ゲームの面白さ?そんなものはクマにでも食わせておけ。
本作は、自然豊かな山を探索する子供向けゲームだ。
お姉さんのロージー、もしくは弟のマックスを主人公として選べるので、男の子も女の子も自分と同じ性別の主人公で楽しめるのがまず良し。
次に、絵本のようなグラフィックが良し。
主人公を選んだら、今日はみんなでクマがりだ!
▲ゆるふわ系クマ狩り
こんな軽装で女の子が「クマ狩りだ!」などと語ることに狂気を感じる…が、もともと一家で気軽にクマを退治しようとして出かけて逃げる絵本なので、その点は目をつぶりたい。
ゲーム本編は自然の中で主人公が遊ぶミニゲーム集となっている。
浜辺や草原など4つのフィールドを探索し、アイコンをタッチすると全部で7つのミニゲームが遊べる仕組みだ。
アイコンをタッチすると、画面が拡大されてミニゲームが始まる。
ミニゲームの種類は、全部で7つ。浜辺で虫眼鏡を使って生物を観察したり…。
草原で虫を捕ったり。
森の中で葉っぱを集めたりと、多種多様。子供向けゲームだからかどれもシンプルな内容だが、、絵本の世界がそのまま動いているかのようなグラフィックは秀逸。
そして、ミニゲームをこなすと主人公は熊登出会う。どうやって狩るのだろうか?
と思ったら、友達になって一緒に歩き始めてしまう。このあたりは原作と全然違うが、優しい絵本としてあり。
可愛いし。
▲クマ狩りに来たはずが、友達になってしまう。
そうこうして何度もミニゲームをこなすと、時間は夕方になる。夕方になったら家に帰らないと。
って、帰ろうとする主人公をクマが追ってくる!?
走って、走って、寂しがり(?)のクマから逃げると1日の終わり。
▲クマさん、ごめん。
1度家に帰ったら、あとはいつでも好きなミニゲームを遊べるようになる。クマも探さずとも出てきて、プレイヤーを迎えてくれる。
また、ミニゲームをこなすとポイントが貯まり、主人公の着せ替えを楽しめる
子供向けゲームと言うこともあり、ミニゲームはとても単純で大人が楽しめるものではない。
また、原作のストーリーとは展開が違うので、原作至上派にもおすすめはしない。
が、どこを切り取っても絵本のイメージを壊さないグラフィックは素晴らしく、本記事の画像を見て「世界観に触れたい」と思えるなら買っても損とは思わないはずだ。
小さい子供のいる方、動く絵本を買うつもりで買ってみるのはいかがだろうか。
ゲーム内容を考えて評価は5とするが、世界観のかわいらしさにゲーキャス的にも大満足の1作だ。
評価:5(価格通りに楽しめる)
おすすめポイント
絵本のようなグラフィックが動く
気になるポイント
ゲームは単純でボリュームもない
課金
なし
(バージョン1.0、ゲームキャストトシ)
アプリリンク:
We’re Going on a Bear Hunt (itunes 360円 iPhone/iPad対応)