『ママにゲーム隠された2』レビュー - 前作と全く同じシステム。悔しい、でも楽しんじゃう!
ママに隠されたゲーム機を探し、部屋の中を探しまくる『ママにゲーム隠された』に続編が登場した。
本作は部屋の探索中にママに見つかると即ゲーム終了となるアドベンチャー。
だが、ゲーム終了のパターンがユニークかつ豊富で、「ゲーム終了画面を全部見てからステージをクリアする」プレイヤーが続出。
障害を避けるアドベンチャーの常識を逆手に取り、「ゲーム終了を楽しむ」アドベンチャーの2作目は、何を見せてくれるか。
本作は、画面中をタップしまくって調べ、ときにアイテムを使って謎を解く、オーソドックスなアドベンチャー。
日本的には、脱出ゲームと言った方が通りがいいだろうか。
冒頭に書いたとおり、その特徴は豊富なゲーム終了パターン。
例えばこの窓。なにやら人影がある場所をタッチすると…。
うお、ママ!見つかると即ゲーム終了だが、すぐやり直せるので問題ない。
なにやら壁に日々が…そして、少し横にはバット。こいつは、叩いて壊す流れ!
げぇ、ママ!
注意すべきは、ママだけではない。
例えば、ハンマーを手に入れて、祖父に渡すと…。
なぜか襲いかかってくる。これも、即ゲーム終了。
サッカー選手がいて、横にボールが転がっている。いかにもボールで何かするように見える。
しかし、ボールをタッチした瞬間にレッドカード!もちろん、ゲームオーバー。
普通の脱出ゲームなら納得いかない終わり方でも、「まあ、人に武器を渡したら襲いかかってくるよな」とか、「サッカー場ならボールに手を出した瞬間終わりでも仕方ない」という感じに、脳が緩くなって許せてしまうのがこのゲームの恐ろしいところ。
いや、もっと恐ろしいのは前作と基本は何も変わらないのに楽しめるところか。
前作からして30分ぐらいでさくっとエンディングに到達するゲームだったので、「もっとやりたいのに終わってしまった」感が強かった。
結局、飽きていないので同じ事をやってもまた楽しめるのである。
おバカゲーが好きな皆さんは、ぜひまた遊んで上げて欲しい。クリア後にオープンする「ランダムモード」には、結構いい感じの新ネタもあるので前作よりさらに楽しめるはずだ。
評価:6(面白い)
課金:
なし(広告を見るとクリアのヒントが出る)
おすすめポイント
わざとゲームオーバー画面を見たくなるほどおバカな演出
わかりやすく、短時間で終わる。
(バージョン1.0、ゲームキャストトシ)
アプリリンク:
ママにゲーム隠された2 (itunes 無料 iPhone/iPad対応 / GooglePlay)