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無料アプリに激震! Appleがウォール広告やアイコン広告をリジェクトし始める。

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無料アプリの多くは、他のアプリをダウンロードさせる「広告表示」でお金を稼いでいる。
しかし、その広告の一部がAppleのアプリ規約2.25「AppStoreと似たようなアプリのプロモーションを行い、ユーザーを混乱させた場合はリジェクト」を理由に完全に排除されているらしい。

リジェクトの理由となっているのは、無料アプリの多くに採用されている「ウォール広告」と「アイコン広告」。
これらを利用できる広告ネットワークを利用していると、次々とアプリから排除されているようだ。

これは、突然の事ではない。
アイコンを使用した広告は、これまでも審査時にリジェクト対象とされていた。
しかし、「審査モード」というモードを利用するとAppleの審査時は広告を非表示にして審査を通り抜けられたのだ。

だが、今回は審査モードを利用してもアプリがリジェクトされているという。

海外の開発者の事例だが、Appleは審査時に使用されているライブラリやコードを精査し、特定のライブラリやコードを使用していると狙い撃ちでリジェクトすることがあるらしい。
今回は審査モードを使用していても、「ウォール広告」や「アイコン広告」を出せるSDKを詰んでいるアプリはリジェクト対象になるのだろう。

Appleがどの程度本気なのかわからないが、この流れが続けばいわゆる「お小遣いアプリ」もリジェクト対象になるなどの影響も考えられる。
無料アプリ業界の広範囲に影響を及ぼす可能性もある。
この流れがどこまで続くか、注目して見守りたい。

なお、この事件についてはadthrowさんが詳しいので、詳細はこちらを確認するといいだろう → アドネットワークの名指しリジェクトについてのまとめ【随時更新】