ダンボールや色紙で作られた「紙の世界」で騎士たちが戦うランアクション、『LINE ペーパーダッシュワールド』が登場した。
開発は『アイドルマスターシンデレラガール』や『リトルノア』のCygames。
そつなく作られたゲーム内容もいいが、ペーパークラフトの質感が本当に素晴らしい。
「見るためにやりたい」
そう思えるほどのビジュアルクオリティだ。
ステージを開始すると、キャラクターが出撃する。
そのままカメラが引いて、酒場の全景が映る。
ダンボールの柱と家具、そして紙で作られたキャラクターたち。
そして、酒場の建物が左右に開いてステージが始まる。
このわずか10秒未満の間にイキイキとした紙の世界が表現されきっており、プレイ開始時のテンションが一気に上がる。
もちろん、ゲーム中も紙の世界観を存分に味わえる。
木や敵だけでなく、遠くの背景まですべて紙とわかる質感で素晴らしい。
ゲーム本編は、自動で前に移動し続ける主人公を操作するランゲームになっている。
アクションは攻撃とジャンプの2種類。ボタンは押しやすく、操作感は良好。
面白いのは、主人公のジョブと状態によってアクションが変わる点だ。
キャラクターはペットに乗り、鎧を着た状態で出撃する。
ペットに乗っている間は攻撃力が上がり、攻撃アクションもペットに応じたものになる。
ペットはマリオの「ヨッシー」のような扱いで、敵の攻撃を受けると逃げ出すが、逃げているペットの背中にジャンプで着地できれば何度でも乗り直せる。
また、穴に落ちそうになったときにペットを足場にジャンプし、ピンチをしのげる(もちろん、ペットは穴に落ちる)。
で、ペットがいなくなると主人公が単体で走り始め、ジョブに応じた攻撃方法が楽しめる。
さらにもう1回攻撃を受けると、裸になって攻撃が使えなくなってしまう。
しかし、裸状態では3段ジャンプ(通常は2段ジャンプ)が使えるので、移動アクションの幅は増える。
主人公のジョブはゲーム内通貨(一部課金通貨)で購入し、ペットはガチャで入手できる。
課金しなくてもほとんどのジョブは手に入るし、最低限のペットももらえるのでゲーム進行に支障はない。
アクションが豊富なだけでなく、ステージのギミックもなかなか多い。
最初のステージこそ普通だが、砂漠ステージはジャンプ台と流砂、空飛ぶ絨毯と一気に3つのギミックが増える。
洞窟ステージは暗闇で見えなくなるなど、さまざまなギミックがあってステージもそれなりによくできている。
ステージのラストや要所にはボスキャラクターも出現してゲームを盛り上げる。
攻撃の演出なども凝っていて、バトルの爽快感もなかなか。
そして、ステージのラストではペーパークラフトの人々が暖かく迎えてくれる。
ただ戦うだけでなく、ペーパークラフト世界のほのぼのとした世界観を最初から最後まで徹底して演出しているのが嬉しい。
難点は中盤以降はステージが難しくなり、覚えゲー要素が増えること。
アクションが得意でなければ、スタミナ上限まで使い切ってもクリアできない方も出てくるだろう。
LINE仲間が多いプレイヤーなら気にならないと思うが、そうでなければかなり引っかかると思う。
また、スコアを競うゲームなのに課金でスコアが伸びる。
敵に与えたダメージがスコアになるので、攻撃力が高いペットを手に入れるとそれだけで大幅に有利になるのだ。
とはいえ、こちらはプレイヤーの腕もかなり重要なので上位陣と競う気がなければそこまで気にはならない。
全体的によくできていて、「これは人気出るなぁ」というのが率直な感想だ。
とくにビジュアルと演出のこだわりにはさすがのCygamesクオリティを感じる。
ただし、LINEゲームのわりに難しいのでLINEゲームではない方が良かった気もする。
▲人を助ける要素をつけて、助けた街の人が出撃時に見送ってくれる仕様ができたら課金待ったなし、な気持ち。
『LINE Paper Dash World』は、ゲーム部分が面白いを持っているだけでなく、紙で作られた世界は見る者を捕らえて放さない暖かさと優しさを持っている。
アクションが尖っている『ソニックランナーズ』、世界観が素晴らしい『LINE ペーパーダッシュワールド』と立て続けに面白いランゲームがリリースされ、アクション好きとしては嬉しい限り。
読者の皆さんにも両方を試して好みのランゲームを遊んで欲しい。
そして、ステージのラストではペーパークラフトの人々が暖かく迎えてくれる。
ただ戦うだけでなく、ペーパークラフト世界のほのぼのとした世界観を最初から最後まで徹底して演出しているのが嬉しい。
難点は中盤以降はステージが難しくなり、覚えゲー要素が増えること。
アクションが得意でなければ、スタミナ上限まで使い切ってもクリアできない方も出てくるだろう。
LINE仲間が多いプレイヤーなら気にならないと思うが、そうでなければかなり引っかかると思う。
また、スコアを競うゲームなのに課金でスコアが伸びる。
敵に与えたダメージがスコアになるので、攻撃力が高いペットを手に入れるとそれだけで大幅に有利になるのだ。
とはいえ、こちらはプレイヤーの腕もかなり重要なので上位陣と競う気がなければそこまで気にはならない。
全体的によくできていて、「これは人気出るなぁ」というのが率直な感想だ。
とくにビジュアルと演出のこだわりにはさすがのCygamesクオリティを感じる。
ただし、LINEゲームのわりに難しいのでLINEゲームではない方が良かった気もする。
▲人を助ける要素をつけて、助けた街の人が出撃時に見送ってくれる仕様ができたら課金待ったなし、な気持ち。
『LINE Paper Dash World』は、ゲーム部分が面白いを持っているだけでなく、紙で作られた世界は見る者を捕らえて放さない暖かさと優しさを持っている。
アクションが尖っている『ソニックランナーズ』、世界観が素晴らしい『LINE ペーパーダッシュワールド』と立て続けに面白いランゲームがリリースされ、アクション好きとしては嬉しい限り。
読者の皆さんにも両方を試して好みのランゲームを遊んで欲しい。
評価:3.0(面白い)
おすすめポイント
紙で作られた世界
多彩なアクションとギミック
気になるポイント
覚えゲーだけどスタミナ制
課金でスコアがあがる
(バージョン1.0.0、ゲームキャストトシ)
アプリリンク:
LINE Paper Dash World (itunes 基本無料 iPhone/iPad対応 / GooglePlay)
おすすめポイント
紙で作られた世界
多彩なアクションとギミック
気になるポイント
覚えゲーだけどスタミナ制
課金でスコアがあがる
(バージョン1.0.0、ゲームキャストトシ)
アプリリンク:
LINE Paper Dash World (itunes 基本無料 iPhone/iPad対応 / GooglePlay)