本日、2014年8月26日に AmazonがTwitchを9.7億ドル（日本円で約970億円）で買収したことを正式に発表した。
今年に5月ごろにはGoogleが10億ドル（日本円で約1,000億円）でTwitch買収の可能性が高いなどと報じられていたが、合意には至っていなかったようだ。
Twitchは世界最大級のゲーム実況動画配信サービスで、今年の7月のユニーク視聴者数は5500万人以上、配信者は100万人以上、動画視聴回数は150億分以上と、桁違いの規模を誇る。
Amazonを買収先として選んだことについて、TwitchのCEOのEmmett Shearさんは「我々のコミュニティを尊重し、価値と長期的なビジョンを共有した上で我々を支援してくれると思った」からだと説明している。
買収後もTwichはこれまでとほぼ同じようにサービスが提供されるという。
AmazonがTwitchを買収すると何が起こるのか。
実況動画の下にAmazonのおすすめ商品が（ニコニコ動画のように）並ぶことが考えられる。
動画に合わせた商品が出るのは、広告としてとても効率的だ。
また、このような広告が導入されて実況者が利益を得られるなら、動画を配信するモチベーションを助け Twitch をさらに伸ばしてくれるかもしれない。
▲ニコニコ動画の広告枠のようなことができる気がする。
GoogleがTwitchを買収していれば単に圧倒的な王者ができていたと思うが、そうはならなかった。
今後、実況系動画でのAmazonとGoogleの戦いが熱くなりそうだ。
関連リンク：
Amazon Media Room: Press Releases
The Official Twitch Blog
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