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Ninja Pizza Girl - 女子高生とニンジャ、ピザ配達が融合したアクションゲーム、KickStarterで資金集め中。


サイバーパンク裏世界のピザ屋で働く16歳の女ニンジャが、自分の住むスラムを潰そうとする企業の妨害を乗り越えてピザを配達するアクション、『Ninja Pizza Girl 』がKickstarterで開発資金を募っている。

ふざけた設定に見えるが、ゲーム自体は『ソニックザヘッジホッグ』や『ミラーズエッジ』に影響を受けた正統派のゲームで、制限時間内に素早くピザを届けるスピード感ある横スクロールアクションとなるらしい。

このゲームのユニークな点は、「ニンジャ」ばかりのアクションゲームかと思いきや、「女子高生」も活かされていることだ。
ストーリーは開発者の娘の実体験をベースに作られており、ピザの受取人がブリーフ一枚の太った男で、トラウマになるような展開も用意されているとか。


敵の攻撃もユニークだ。
主人公が10代の女の子なので肉体的な暴力表現は抑えられ、かわりに精神的ダメージを与える攻撃をしてくる。
主人公にゴミを投げつけたり、悪口を言ったり、主人公の写真をインターネットにアップして、精神的ダメージを与えて鬱にして、配達を止めようとするのだ。
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「インターネットに写真がアップされて鬱になる」ニンジャを想像すると笑ってしまうが、10代の心は傷つきやすいのだろう。
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▲たぶん、鬱になって燃え尽きたニンジャ。

それにしても、「ネットに写真をアップされる」とか「SUCK!」と言われるとか、この辺りが全部実体験だとしたら、娘さんの実体験はハードすぎるような…(笑)

で、この手のゲームはネタだけで終わることもあるが、このゲームはそうでもなさそうだ。
開発者には長い開発経験があり、12以上のゲームタイトルを送り出しているという。
前作に当たる『Run Fatty Run』はオーストラリアの有料アプリで1位を獲得しており、評価も上々だ。
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また、ゲームの仕組みとしてもスピード感あるアクションに加えて、上達すると別ルートに突入してタイムを縮められるようになるとのことで、アクションゲームとして手堅く作られている印象がある。
KickStarterで見られる動画も、演出的になかなか凝っている。
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ゲームは2015年3月に PC/Mac/iOS/Android 向けにリリース予定となっているが、まだ Kickstarter での資金集めは終わっていない。
紹介を読んで、自分も資金を提供したいと思った方は下記のページから詳しい内容を確認して欲しい。
提供した金額によってゲームのアートブックやTシャツなどの特典もあるので、期待度合いによって資金を提供しよう。
Ninja Pizza Girl Kickstarter

支援したいが、方法がわからないかたは”Kickstarterプロジェクトの支援方法 – CuriousFactory Publishing
を参考にどうぞ。

関連リンク:
Kickstarter

アプリリンク:
Run Fatty Run (itunes 100円 iPhone/iPad対応)