また、Google Play ではサクラレビューが投稿されているアプリは45％と、AppStore よりも少なくなっていることが分かった。
（なお、調査時点では Google Play が匿名レビューをNGとしていたが、Google+は2014年7月から匿名OKとなったので、現在は調査時よりもサクラレビューが多いことが予想される）。
発表された内容によれば、AppStore のサクラレビューの最も多いジャンルはゲームで、全体の41％を占める。
2位のフォト＆ビデオは8%なのでかなり差をつけている。
儲かるジャンルには、サクラも多いと言うことだろうか。
なお、サクラレビューの判定は AppActive が独自のロジックで行っている。
サクラレビューは同じ文章を何度もコピー&ペーストして投稿されていることが多いとのことだ。
1例として Android のニュースアプリを挙げ、「Brilliant Android Application」というレビューが多く並んでいることを紹介している。
サクラのレビュー文言はジャンルを問わず使いまわすことが可能な内容が多く、同一人物が複数のアカウントを使って行っているとのことだ。
その他にもいくつかの特徴があり、それらを分析すればサクラレビューは特定できると語っている。
▲名前は違うが同じ投稿内容が並ぶ。
この判定方法だと招待コード付きレビューなども入ってしまいそうだが、それでも55%は多い。
以前からストアのレビューは参考にならないと言われていたが、まさかここまでサクラレビューが多いとは思わなかった。
もちろん、AppStoreのレビューが参考にならないことが多いからゲームキャストのようなレビューサイトが存在できるわけだが、それにしてもそろそろこの状況を改善してもいいと思う。
例えばAmazonのようにベストレビュアー制度を取り入れれば、それだけでかなり変わるかもしれない。
iOS8では独自のサーチ機能などが搭載され、アプリが探しやすくなるという。
iOS9ではレビュー機能が改善…されないかなぁ。
関連リンク：
AppActive
