あの美少女☆おすべりゲーム、中国にぱくられる。Sliding Angel+を試す。:iPhoneゲーマーな日々
「大変です、スライダーガールズがAppStoreに来ましたよ!」
スライダーガールズは美少女がスライダーで滑る水着おすべりゲームである。(→美少女☆おすべりゲームだとッ!?そんなナンパなゲーム誰が……やりました。)
「スマホの3D性能でも、かわいい女の子がここまでなめらかに動くのか!?」と、技術的に気になった方々の健全な興味を引き、ゲームキャストの中でもかなりの人気記事だった。
が、残念なことに昨年末にサービスを終えてしまったはず。なぜ今頃…?
と、調べてみると案の定それはスライダーガールズではなく、中華のぱくりゲー『Sliding Angel+』であった。
しかも、女の子がしっかりかわいい。
中国もここまで来たか…と、スライダーガールズと比較するためにDLしてしまったのであった。
あくまで純粋な知的好奇心で。
それにしても恐ろしいのはまんまスライダーガールズの画面レイアウトである。
こちらが元祖のスライダーガール。
左右の矢印で重心を移動し、高速ウォータースライダーを一気に降りる。
こちらが Sliding Angel+。
左右の矢印で重心を移動し、高速ウォータースライダーを一気に降りる。
…まあ、これは見分けがつかなくても仕方ないか。
で、起動してみると、ああ、うん。
女の子微妙。
なんというか、だめじゃないけどもそそられないというか…絶妙な微妙さ。
▲絶妙の「萌えられない」加減。
ちなみに、こちらが元祖スライダーガールズ。
かわいいです。
で、ゲームを実際にプレイしてまた思う。
ああ、これは偽物なんだなぁ、と。
静止画での見た目は「なんてマルぱくりっ!」という感じだが、実際にプレイしてみると全然違う。
スライダーで滑っている感が薄くなり、操作が悪くなり、面白さが純粋にダウンしている。
本物のウニと、醤油をかけたプリンぐらい違う(このネタは今も通じるのだろうか…)。
が、単にぱくっただけでなく、スライダーガールズにない要素もある。
スライダーをクリアすると、出口にたどり着いた女の子が突然ジャンプし…。
大空に飛び立ち…。
お立ち台へ。
あまりにもダイナミックなジャンプなので一瞬何が起きたかわからなくなる。
そのまま撮影タイム。
タイミング良くボタンをタッチしてグラビア写真を撮る、謎要素が追加されている。
写真を撮り終えてみると、そのアングルが欲望丸出しで驚く。
ここまでくるといっそすがすがしい。
画面下にはアイドルオタク(?)がいて、「色気がある女の子が最高だ!へいへいへい」という謎の台詞で喜んでいる。おまえは誰だ。
唯一「エクセレント」と評価された写真はこれ。
「色気のある女の子が最高だ!へいへいへい!」ってことなんだろうか。
作者の中ではご褒美要素かもしれないが、キャラクターが微妙なのでいまいち。
「やる気を出してシステムを追加して空回り」感が全開だ。
これだよ、ぱくりゲーに求めていたのはこれなんだよ!
で、1プレイが終了するとタイトル画面へ戻る。
スライダーガールズではコミュニケーションタイムというなのスキンシップのお時間が…。
この動き次第で、ぱくりの本気度がわかるってものよ。
▲ありし日のスライダーガールズ。
…おさわり要素は削除されていた。
なぜ、そこをぱくらない!
ほんと、中国の品質の悪いぱくりゲーはどうにかして欲しいもんですね。
アプリリンク:
Sliding Angel+ (itunes 基本無料 iPhone/iPad対応)
動画: