Go Go Pixel(itunes 85円 iPhone/iPadの両方に対応)
開発:Oni Craft
評価:2.5(価格通りに楽しめる)
+ シンプルだがきっちり遊べるアクション
+ 脱力系な演出とストーリー
- 効果音や判定がところどころ甘い
本日紹介する『Go Go Pixel』は、レトロなドット絵と脱力系の世界観、そして昔のアーケード横スクロールアクションを思い出すようなゲームが渾然一体となったカオスなゲームだ。
ゲームの開始は『魔界村』のようなお約束シーンから。
ある日、悪い魔法使いがやってきてお姫様をさらってしまう。
救助のために呼び出される王国の騎士。
正義の冒険が今始まる…とおもいきや、ストアの説明文を見るとお姫様のようなキャラは侍女。
王様の愛人である侍女を助けるため、騎士の冒険が始まる…という脱力の展開。
▲騎士もよく見ると馬っぽい人形に足を通しているだけ。
で、騎士を呼びつけたにもかかわらず、なぜだか玉座ごと兵士に担がせてついてくる王様…。
意味がわからん。
いきなりの脱力オープニングで力が抜けるが、始まってみると意外にゲーム内容はまとも。
左右キーとジャンプ、盾ボタンと攻撃ボタンでステージを突き進む昔ながらのアクションゲームだ。
そして、ステージ中には行く手を阻む様々な仕掛けがある。
例えば重い鎧をきた騎士にはつらい水たまり。
普通に進むと当然ながら沈んでしまう。
しかし、そこは騎士。
武器や防具を扱うプロフェッショナルということで、こういった状況にも当然対応できる。
ほら、盾ボタンを押せばこの通り。
盾サーフィンで突き進めるぜ!
遠くにゴールがあってジャンプが届かない時も…。
ジャンプ中に盾ボタンを使えばこの通り滑空して遠くまで飛べる!
さすが、騎士。
こう書くとふざけているように感じるが、ふざけているのは雰囲気だけ。
これらのアクションはクリアには必須の基本テクニックだし、見た目のゆるさと裏腹にしっかりとステージがつくられている。
すこしずつ難しくなるのも含めて、きっちり作られた普通のアクションゲームだ。
進めるほどに武器も増えていき、斧や足場を作り出す杭、ハイジャンプなどアクションゲームのお約束敵アクションも搭載しており、やりごたえはなかなかのもの。
ボタンが多くなってくると面倒そうだが、複数のボタンを使い分ける箇所は少ないのであまり問題にならないのもいい。
▲足場を作り出す杭。敵にもぶっさせる。
こんなかんじで、ゲームとしては難しすぎることなく手軽に遊べる横スクロールアクション、それに加えて緩い世界観が楽しめる寸劇もあり、かなり楽しめると思うので試して見て欲しい。
ボス「いでよ地獄の番犬ケルベロス!」
「…」
▲でも結構強くて苦戦した…。
(Ver1.1 ゲームキャストトシ)
アプリリンク:
Go Go Pixel(itunes 85円 iPhone/iPadの両方に対応)
動画: