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『MetalWars3』重厚なロボで、殺伐とした戦場を生き抜くメックアクション

MetalWars3(itunes 170円 iPhone/iPadの両方に対応)
課金:課金通貨(専用パーツあり、専用パーツがなくてもクリア可能)
開発:Goorusoft
評価:3.0(面白い)
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重厚なロボットの動き
多彩なパーツでロボをカスタマイズ可能。
経験値とお金がたまる速度が遅い。

ここのところ、面白そうなゲームがカジュアルゲームばかり集中していると嘆いている読者の皆さんに、どっしり遊べるロボットアクション『MetalWar3』を紹介しよう。
このゲームには萌えどころか潤いの欠片もない。
兵士として戦闘メカに乗り込み、相棒と2人でひたすら敵軍と戦う、殺伐としたゲームだ。
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操縦するロボットも、ガンダムのように華のあるかっこいいものではない。
ひたすらメカメカしい、海外で主流のメック系戦闘用ロボ。
プレイヤーの仕事はコイツを整備することから始まる。
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SHOPで武器や様々なオプションパーツ、などを購入し組み替える。
なお、プレイヤー機と相棒機の2つをカスタマイズすることが可能なので、プレイスタイルに応じて「自分の機体が接近戦、相棒が遠距離戦用」といった具合に変更可能。
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メックを組み上げたら、あとは戦うのみ。
ミッションを選んで出撃しよう。
難易度はEASY〜HARDまで3段階だが、無理は言わない。
最初はEASYから始めるのが無難だ。
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ミッション開始。
軍用ヘリから急降下して、敵のまっただ中へ急行する。
きっちり日本語対応しているので、シチュエーションがちゃんと分かるのが嬉しい。
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操作は左側のアナログスティックで移動、右の照準マークで射撃。
なお、射撃時にはエネルギーが必要で、エネルギーが切れると回復まで射撃できなくなるので注意。
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▲照準の右の青い棒がエネルギーゲージ。

右端の炎のマークはブースト。
これを押し続けることでジャンプできるが、射撃と同じくブーストゲージ(使用中のみ表示)が切れると最大まで回復するまでブーストを使用できなくなる。
主に敵弾の回避に使用する。
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で、最後スコープマークは遠距離の敵を拡大して撃ちたいときに使用する。
メックにはセンサーが搭載されており、射撃が当たりやすい有効射程距離(攻撃が当たりやすい距離)がレーダーの性能によって異なる。
が、スコープを使えば有効射程を超えていても武器の射程が許す限り遠くから敵を狙うことができる。
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その動きの重厚さに最初は戸惑うが、慣れてしまえば操作は結構簡単。
リアルロボットのパイロットになりきって、都市で砂漠で、様々な場所で防衛戦・強襲戦・物品回収などのミッションをこなして楽しもう。
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で、ミッションを終えると最後に受けたダメージ・クリアタイム・敵破壊数によって評価があり、お金と経験値が手に入る。
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経験値はパイロットのものではなく、研究用。
戦闘経験から、新しいロボットのパーツを開発するという設定のようだ。
ショットガン、ミサイル、ビームに浮遊砲台を射出する兵器など、ロボット好きがにやりとする様々な武器やパーツが用意されている。
ここは自分の好みで開発していこう。
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ひたすら戦って、開発して、パワーアップしてまた戦う。
この繰り返しだが、自分で装備を変えて戦えるロボット物としては十分に楽しめる。
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音楽もないし、ものすごい盛り上げるストーリーも演出もない。
が、爆発などのエフェクトも重めで、リアル系ロボットで戦うのが好きなら最低限の要素をちゃんと満たしている。
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唯一難点を挙げるとすれば、経験値とお金の貯まりが遅いため、思ったようにパーツを組み替えるのが難しいこと。
ミッションは何度でも挑戦できるので詰むことはないし、どんなパーツもいずれ開放できるが、Sランクを目指すなどチャレンジを出来る人でなければ単なる経験値稼ぎになってしまうかもしれない。
アプリ内購入で一気に開放してしまうと楽は楽だが、結構高い。

とは言え、重々しいリアルロボアクションが好きなのであれば間違い無く楽しめると思うので、気になった方は是非お試しを。
170円でこのクオリティのものが遊べれば大満足なはずだ。
(Ver1.0 ゲームキャストトシ)

アプリリンク:
MetalWars3(itunes 170円 iPhone/iPadの両方に対応)

動画: