ハチャメチャドライビングエンターテイメントが大幅に進化!『アスファルト8:Airborne』を触ってきた
AppStoreで大人気レースゲームといえば、『Real Racing』シリーズもそうだが、『アスファルト』シリーズがなんといっても外せない。
今回はゲームロフトにて、開発中の新作『アスファルト8:Airborne』を触ってきたので、正直な感想をお伝えしたい。
最初に目につくのはやはりグラフィックの進化。
『アスファルト7:Heat』では前作よりグラフィックが進化していたものの、驚くほどの進化はなかった。
『Real Racing 2』より後に出て、それよりも見た目で引けをとっているというのはゲーム内容はともかくとしてちょっと残念ではあった。
ところが、今回は一気にグラフィックが進化している。
ちなみに、こちらが前作のスクリーンショット。
車のリアリティからして圧倒的に違う。
そして衝突の瞬間もこの通り。
物理エンジンを搭載したため、吹っ飛び方もかなりリアルかつ派手に変化。
また、平坦だったコースは高低差が生まれ、ジャンプ台を使ってコースチェンジするなど、かなり分岐がダイナミックになった。
レース中に雪崩が押し寄せてくることもあり、グラフィックの表現が強化されてハチャメチャ加減も増加。
アスファルトシリーズとして正当な進化といえるだろう。
▲動画でも確認できる。
通常のミッションに加え、今回は2つの新モードを搭載。
1つは最下位になるとニトロが使い放題になるウィルスに感染するモード。
また、ウィルス感染中に敵車と接触するとウィルスはその車にも感染する。
ウィルスは一定時間で解除され、解除と同時に感染していた車はクラッシュする…というモード。
ウィルスをなすりつけあったり、はたまた追いつかれそうになった瞬間にわざとウィルスに感染しに行ってニトロ全開で走るなどの戦術が楽しめる。
もう1つはドリフトモード。
こちらはドリフト指定ポイントでドリフトを行うと、距離に応じてポイントが加算されるモード。
また、シリーズ初のゴーストも搭載しており、1人で黙々とプレイする派のプレイヤーもライバルと競えるようになった。
グラフィックの強化で大幅に迫力が増しており、シリーズ中でももっともエンターテイメント性が高いゲームになるのは間違いないと感じた。
単純な見た目、クラッシュの爽快感、コースの演出など全てが今までより上だ。
▲グラフィックの説得力は圧倒的に上がった!
1つだけ気になったのはアスファルト5~7までと操作感が異なること。
今回は物理エンジンを導入したためか車体の動きが以前よりも「いかにもゲームです」という感じではなくなっていたように思う。
これが慣れればOKなのか、実は大きな違和感になるのか…短時間のプレイでは判断できなかった。
が、600円だろうが85円だろうが、値段より楽しめるのは間違いない。
開発中のゲームとはいえ、ファンは期待して良い出来具合と太鼓判を押せる状態だった。
ファンのみんなは期待してまとう。