
「鳥だ!」「飛行機だ!」「いや、スーパーマンだ!」でオールド世代にお馴染みのアメリカン・ヒーロー“スーパーマン”。
最近のアメコミ映画化ブームのなかで、彼も映画“マン・オブ・スティール”でヒットを狙う(日本では8月公開予定)。
で、iOSでその公式ゲームがリリースされたけども、ストーリーパートの字幕がいきなり見切れていてちょっと手を出したくなくなるシロモノだった…。
が、プレイしてみてその感想は一変。
「こいつは、ドラゴンボールのバトル気分を楽しめるアクションバカゲーだ!」
ということで、本日は『マン・オブ・スティール』を紹介する。 『マン・オブ・スティール』はスワイプで攻撃しつつ敵の攻撃を避けるアクションゲーム。
『Infinity Blade』っぽいゲーム…というのは簡単だが、そこにドラゴンボールのような演出を足した超爽快ゲームだ。
まずはスーパーマンの極悪非道なファイトの全てを収めた動画を見てほしい。
とにかくスーパーマンはパワーファイト。
殴る!

吹っ飛んで敵が建物にめり込む!

敵もタフなので、体力が残っている限り即座にジャンプして戦線復帰。

で、また戦って連打で力比べに勝つ!

ふっ飛ばして車にめり込む!
火災を起こせば日に焼かれてダメージを受けるし、「どれだけ被害の大きい建物にふっとばすのか」が重要なゲーム。

ステージクリア時に「破壊」のボーナス点があったりして、正義の味方と言うよりもドラゴンボールの悪役的なノリである。
こいつは地球人に受け入れられて生きるために戦っているはずじゃなかったのか。
いや、アクションがドラゴンボールチックに爽快だからいいんだけど。
例えば、ふっ飛ばし攻撃とかはまさにそのまま。
上に敵をふっとばすと…。

ジャンプして追いかけるスーパーマン。

そのまま上空で捕まえてボコ殴り。

最後には地面に叩きつけてジエンド。

さらにさらに、敵をふっ飛ばして…。

上空でキャッチ。

そのまま地面に押し付けて、道の障害物に押し付ける極悪非道のヒーロー。

スーパーマンの目から怪光線も出るぞ!
敵が「うぐああぁああ!」とうめき叫び、ちょっと罪悪感がある。

▲完全に悪役技。
で、こんな豪快なふっ飛ばしっぷりでアクション爽快な『マン・オブ・スティール』なのだが…。
ボスが出てきた瞬間、全てどうでも良くなる(だからゲーム説明を終えてから書いてみた)。
だって…。
ボスの顔、でかすぎ。

拡大。
コイツはどうやってバトルスーツに首を通したんだよ…。

もっとデカければギャグキャラでいいんだけど、微妙に大きいのが気になる。
ふっとばそうが、なにしようが顔でかい。
そして、表情がないので違和感がありすぎ。

なんというか、キャラゲーを作りたかったのか、バカゲーを作りたかったのかよくわからないけど、ドラゴンボール(の悪役)みたいなアクションとでかい顔が楽しめる『マン・オブ・スティール』。
この記事で気になった方は是非試してみてほしい。
最後に1つ。
ラスボスを倒したあとに出る「TO BE CONTINUED…」の締め…。
字幕が「継続するために…」。
映画の公式ゲームなんだから、機械翻訳はやめろ…。

アプリリンク:
マン・オブ・スティール(itunes 250円)
マン・オブ・スティールHD(itunes 450円 iPad専用)
動画: