課金:ステージ解放(250円)、アプリ内通貨・コンテニュー(なくてもクリアできる)
開発:Bossa Studios
評価:3.5
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+ アイテム・キャラクター・特殊能力の組み合わせで変化するプレイスタイル
+ 攻撃ボタンと防御ボタンだけのシンプルな操作だが、アクションとして楽しめる
+ レトロな雰囲気のビジュアル
+ ダンジョン内で手に入れたアイテムをやりくりするローグライクな楽しさ
ローグライク(不思議なダンジョン系)のような面白さと、スマホならではのミニゲーム的な手軽さを両立して、プレイが止まらない。
久々に「ヤバイ!」と思わせるゲームが登場した。
今年に入って指折りの面白さで、ゲームキャストが自信を持っておすすめする1作だ。
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▲懐かしい雰囲気のグラフィックだし、ちょっと手を出したくなった。
ダンジョンに潜り、モンスターの行動に合わせて攻撃と防御のボタンを使い分けるだけのシンプルアクション。
そういう説明を見て、「寝る前にやっておくか…」と始めたのが運の尽き。
気づいたら3時間ほど連続でプレイしてしまい、気づけば明け方。
ヤバイ、『Deep Dungeons of Doom』は本気でヤバイ。
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▲こんなシンプルなゲーム画面と、シンプルな操作で超ハマる。
ゲームでダンジョンに潜ると、左にプレイヤーキャラクター、右に敵が表示される。
まずは攻撃ボタンでアタック。
ただし、攻撃をした後は隙ができて無防備になるほか、1度攻撃すると次回の攻撃まではチャージ時間がかかるのでタイミングが重要。
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▲分かりづらいけど剣を振って攻撃してる。
敵が攻撃しそうな素振りを見せたら防御ボタンでブロック。
このゲームのブロックは万能なので、どんな攻撃も防げる。
ただし、攻撃してくるのを見てからではほぼ間に合わないので、敵の動きをしっかり見ておくことが重要になる。
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基本はたったこれだけ。
だが、雑魚敵から巨大ボスまで種類が豊富で攻撃パターンもきっちり作られており、一筋縄ではいかない。
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▲ダンジョンを守る巨大ボスは雑魚とは違う特殊な攻撃パターンを持つ。
その上、敵の攻撃の予兆がちゃんとわかるように作られているので、
「うああ!死んだ!またやり直しだ!」
と、死にながらも「ああ、あそこで防御しとけば先進めるな…」などと攻略法を見出して遊んで行けてしまう。
2ボタンのタイミング系アクションとはいえ、この手のゲームが好きなら間違いなく楽しめる丁寧さ。
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▲何回も死ぬ!けど楽しい。
そんなゲームをさらに熱くするのが装備とアイテムの要素。
キャラクターは1つの装備と使い切りのアイテムを持ち歩くことができるのだが、このアイテム次第で
敵のドロップアイテムは気前よく、宝箱から何が出るのかワクワクする。
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▲宝箱からアイテムが!ワクワクの瞬間。
もちろん、“少し攻撃力を上げる武器”や“HPを回復させる薬“など普通のアイテムもある。
が、このゲームで多いのは“攻撃力が大きく上がるかわりに、HPが毎ターン減っていく”とか、“HPと引き換えに大幅に早くなる”などの使い方が難しいアイテムばかり。
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▲攻撃力と素早さが上り、最大HPが下がる銃。これはリスクが少ない方。
で、こわごわ使ってみるとそういったアイテムは超強い。
ゲームが違って見えるほど強い。
「おっしゃー、攻撃力と素早さが上がるアイテムで無双だ!」などと爽快にプレイしていると、ちょっとした油断で即死するという寸法だ。
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▲はいまた死んだー。
プレイヤーによって手堅くもできるし、自分のように博打っぽいプレイにもなる…のだが、実はこのゲーム最初に書いた通りローグライクな面もある。
キャラクターはダンジョンを開始するたびにレベルがリセットされ、ダンジョン内でレベルアップしつつ拾ったアイテムをやりくりして進まなければならないのだ。
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▲MP2とHP1を消費して超強くなれるアイテム…こんなのを低い階層で拾うと…。
複数アイテムの持ち運びができないこともあり、アイテムの選択は非常にシビア。
だが、それが面白い。
この辺りはローグライクのような面白さで、何回もプレイできる原動力になっている。
さて、攻撃ボタンと防御ボタンだけで、いくら敵の行動パターンが豊富でもすぐ飽きないのか?
と心配になるかもしれない。
だが、このゲームの上手いところの1つが、きっちり新しい要素をだして飽きさせないところ。
少しプレイすると、攻撃力が高いがMPが尽きると弱いテクニカルな“Witch(魔女)”がキャラクターに加わる。
「攻撃力たけぇ!」
「でも、MP尽きると弱い!」
と、楽しめてしまう。
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▲自分のイメージだけど1990年代っぽいイラストがまた味があっていい。
続いて、攻撃力が低いが素早さが高い“Marcenary”が投入され、
「うおおお、連続攻撃がつええぇ!」
とまた違うハマり方をする。
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▲素早さ担当。正直素早さが高いとゲームが違う。
さらに、キャラが揃ってきた頃に攻撃ボタン押しっぱなしの溜め攻撃が解説され、戦闘スタイルがまた変わる。
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▲クルセイダーは回復、ウィッチはMP回復攻撃などキャラによって異なる溜め攻撃
さらに、溜め攻撃を覚えた中盤ぐらいからキャラクター固有の特殊能力“アルター”が真価を発揮し始める。
ダンジョン内で手に入るコインを使うことにより、キャラクターはアルターを覚えることができるのだが…。
これがまたド安定な“HPを上げる”というような能力から、“毎フロアHPが減る代わりに攻撃力が大きく上がる”ようなものまで。
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▲1つの価格帯に3つのアルターがあるが、装備できるのは1つ。安定か、博打か?
これを使うと先ほど書いたリスクの高いアイテムを安全に使うこともできるし、逆にさらにリスクの高いアルターと組み合わせて強化することもできる。
“キャラクター3種×アルター選択×装備選択”で、ゲームが進むほどにプレイスタイルに幅が出てくるという寸法だ。
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▲攻撃属性や防御力など細かい数値を研究して組合わせると、一部ボスの攻撃ほぼ無効なども可能。
最後に間に挿入されるストーリーのグラフィックが懐かしい雰囲気で、オールドーゲーマーはこれを目当てに進めてしまうかもしれない魅力がある。
文章をきちんと読んでいくと、「Special offer,your first time is free!(最初の1回は無料です!)」の基本無料ゲームネタなど、変なものも盛り込まれているのにも注目。
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▲このビジュアルだけでも結構自分はくるものがあった。
シンプルに面白く、様々なプレイスタイルを試して面白いこの『Deep Dungeons of Doom』。
太っ腹なことにゲームの半分ぐらい、全キャラクターが揃うあたりまでは無料で体験できてしまう。
そして、250円で追加ステージを購入する形式となっている。
後半のダンジョンを攻略することで、高価なアルターが解放されていくので気に入ったら買って損はない。
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▲面白かったので速攻で買った。
また、アルターを覚えるためのコインと、ダンジョンで死んだ際にコンテニューするためのルーンも購入できるが、こちらは購入しなくても問題なくクリアはできるはず。
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▲なくてもOKと言いつつ、死ぬと装備がなくなるのでコンテニューしたくなる…。
シンプルなゲームを、丁寧に作られた敵キャラクターの動きなどで楽しいシンプルアクションというところまで持って行き、なおかつそこにローグライクな味付けをすることでヤバイハマりゲーに仕立てあげた本作。
体験部分だけでも十分面白いので、まずは試してみてほしい。
数時間の間プレイヤーを確実に幸せにしてくれるだろう。
アプリリンク:
Deep Dungeons of Doom (itunes 体験無料 iPhone/iPadの両方に対応)
動画: